ガンニガの日課。郵便物をチェックし、自分宛の手紙が届いていないかどうかを確認します。
そして、私の顔を見ると必ずと言って良いくらい「今日私の手紙は届いた？」と口癖のように尋ねます。飽きないのかと思うほど、毎日毎日同じことを尋ねるガンニガ。

先週麻生さんから「待っているだけでは手紙は来ないよ。ガンニガから手紙を書いてみたら？」と言われ、日本のメー（お母さん）に手紙を書いたガンニガ。
ここ数日は「私の出した手紙は日本に届いた？」というのが口癖で、「日本までは1週間くらいしないと届かないよ」と教えてあげても、日にちの感覚があまりないようで、またしばらくすると「もう届いた？」と尋ねてきます。

子どもたちが日本人に手紙を書くときは、たいてい、口頭で書きたい内容を日本人スタッフに伝え、その内容を日本人スタッフが日本語（ひらがな）で紙に書き、今度はそれをお手本にしながら子どもたちが日本語で手紙を書いていきます。日本語を勉強していない子でも、お手本を見ながらみんな上手に手紙を書いています。

毎日毎日手紙を待つガンニガ、今日は日本に居る大好きなお友達に手紙を書きました。口頭で書く内容を伝えるだけでは勉強にならないので、今日は一度自分でタイ語の手紙を書いた後、日本語に訳してもらい、その後自分で日本語の手紙を書くことになりました。ガンニガは分からないタイ語の綴りもたくさんあったようで、ノイさんに書き方を教えてもらいながら手紙を一生懸命書いていました。良い勉強の機会になったようです。

ちなみにタイ文字は44文字あって、それに母音記号、声調記号があり、同じ音でも該当する文字が何種類かあったりするため、漢字と同じように暗記をしないと書くのは難しいです。

無事日本語の手紙を書き終え、「早く手紙出してきてね！」と催促されました。
早くお返事が来ると良いね、ガンニガ。