写真日記
学期休みの生活
裕子さんの日記にもあったように数名の子どもを除いてバーンロムサイの子どもたちはほとんどが学期休みになりました。
数名の子どもといっても彼らは1日中学校に行くわけではなく、宿題や提出物を出しに行くだけで、気分はみんなと同様お休みモードのようで、どことなく嬉しそうな表情がうかがえます。
お休みの時でも子どもたちは朝の庭掃除から始まり、洗濯をしたり色々とやることはあるみたいで結構忙しそうなのです。
ピーダオ姉さんの指導のもと靴磨きをするアーパイ。
靴磨きは自分のものだけではなくお姉さんたちの分も少しやっているようで、この日はミウとプロイの靴も磨いていました。
やっていくうちにどんどん靴墨が手や腕に付いていきます。
汚れながらもなんだか楽しそうに靴磨き。
まだ靴墨のクリームが残っている靴を発見!『これ終わったの??』と聞くと、『終わった』と答えるアーパイ。即座にピーダオ姉さんにやり直しを命じられていました。
平日の夜は7時半くらいから毎日子ども会議がもたれています。
ですが、今日は最近多い停電を警戒して明るい夕方のうちに食堂で子ども会議が始まりました。
ちょっと覗いてみると、勉強を教え合う子どもたちの姿が。
年上のお姉さん・お兄さんが、妹・弟たちの勉強をみています。
私にも兄弟はいますが、こんな風に勉強をみてもらったことはありませんでした。
上の子は下の子の面倒をみる。下の子は上の子の靴を磨いたりする。
下の子は面倒を見てもらうだけではなく、自分に出来ることをする。
なんだかとてもいい生活習慣を垣間見ることが出来たように思います。
別件ではありますが、今日も夕方停電がありました。
しばらくすると大きな雷とともに雨が降り出した!と思ったらすぐに止んで、電気もしばらくすると戻ってきました。
ほっとしながら縫製場からオフィスへ行くと、青い空に虹が!
子どもたちのことといい、虹といい今日はなんだかホッと温かい気持ちになれた一日でした。
小林 優|2010/10/07 (木)
前の写真日記:今日から学期休み
次の写真日記:夕食後の食堂