何年か前はスピーカーの穴と言う穴に蜂が卵を産みつけました。
ここ３年ほどは仕事部屋のスツールの穴がお気に入りの様子。

そして今年は糸巻きの芯にも卵を産みつけました。

蜂はまず何回か卵を産み付ける場所の周りを飛び偵察をします。
ここと決めたら早い！
窓から飛び出し何処からか土団子を後ろ足に挟み、飛んできては、つばで捏ねまずは穴の底を閉じます。計ってみたら約２分間隔で土団子を運んできます。
底が閉じられたら今度は蜂の子が孵化するまでの食糧となる青虫を運び込みます。何処にそんなに青虫がいるのか、、、正確には計っていませんが大体１時間ちょっとで７～８匹の青虫を捕まえ巣に詰め込みます。
その青虫１匹づつに卵を産むのか、、その辺は良く分からないのですが、産み終えると今度はその穴をふさぎます。

時々巣の製作中に戻ってこなくなってしまう蜂がいるのですが、あんなに熱心に働いていた蜂が仕事を途中で放棄するとは思えないので、事件が起こり、、、鳥にでも食べられてしまったのでしょう、、、、

それと一度目撃したのは、何と底を作らず、青虫を穴に入れてた蜂がいました。勿論その青虫はスツールの穴から落ち床に転がっていました、、、暫く観察していましたが二匹ほど投げ込んでから戻ってこなくなりました。何だったのでしょう。

綺麗に仕上げる器用な蜂と、、、不器用なのかだらしないのか、、適当に仕上げる蜂もいます。

残念ながらまだ一度もこの巣から蜂が出て来た瞬間は見た事はないのですが、
一昨日糸巻きに穴が開いており、床に泥が沢山落ちていましたので、少なくともこの穴の蜂は無事孵化したようです。今頃バーンロムサイの庭の花々の蜜を吸い、飛び回っているでしょう。