写真日記
学期休みの予定
子どもたちは幼稚園から専門大学まで現在チェンマイ市内の8つの学校へ通っています。そのため学期休みの期間や時期もまちまちで、誰がいつどういうスケジュールかを大人たちが把握するのも結構大変です。
でもせっかくの学期休みなので全員の都合が良い19日~22日まで、今、ポンとゴイが住んでいるチェンライの村へ、3泊4日のホームステイに出かけることになりました。もちろん村の10カ所のご家族(お寺も含む)の協力があってのこと。一昨年の夏休みに行った時は、まだ小さかったアーパイ、パヌー、ペットなどはお留守番だったので、今回がちびっ子初ホームステイとなり、子どもが大好きな村の人々はとても楽しみに待ってくださっているようです。
彼らがHIV POSITIVEということもすべて受け入れ自分の子どもと同じように接してくれた前回のホームステイを思いだしても、子どもたちにとって団体生活の中から抜け出し、北タイの、ごくごく一般的な村の中の質素に暮らしている家庭で「普通の生活」が体験できる貴重な機会となります。
予定としては、
19日、早朝に車3台で出発。温泉(足湯)と史跡などを見学しながら村に到着後、各家庭に分かれます。
20日、農業をやっている家が多いので午前中は肥料作りの手伝い、村の川にある洞窟で魚をみたり自然を満喫!
全員紙と鉛筆をいつも持って大切なこと、感じたことなどをメモするそうです。
21日、お世話になる村のお寺を、村の子どもたちと一緒に大掃除。午後には各家庭の大人も子どもも参加してのサッカーとポートボール大会、そして夜は各家からご飯を持ち寄ってのパーティ。
22日、朝村を出発し、さらに北上してミャンマーとの国境の街メーサイの奥にある財団法人を訪問します。ここは国境近辺で保護されたミャンマーや少数民族の子どもたちを預かっているシェルターで現在100人近い子どもたちが生活しているとのこと。いつも多くの皆さまに支えて頂き、そして不自由のない暮らしを送っているバーンロムサイの子どもたちに、過酷な状況に置かれているタイや隣国ミャンマーの子どもたちが居る事を知ってもらい、またそのホームへお昼ご飯の寄付をさせて頂く予定でいます。
昨日ポンとゴイが定期検査のためにバスに乗ってチェンライから戻ってきました。ポンは身長が167㎝、うっすら髭なんかはやしたりして、以前のなんだかちょっと情けない感じのポンとは別人のようです。
そしてお年頃のゴイはエクステンションを友だちにしてもらったそうで、気にしているくせ毛の下から真っ直ぐな長い髪がくっついていました。そういう事が出来る「自由」を他の女の子は羨ましく感じていると思います。
早速ウェウ先生に「髪の毛を結びなさい!そのお臍が出るピチッとしたT-シャツは着替えなさい!」と喝が入りました。
『北タイの土を使った器展』
河野卓治さんはチェンマイに窯を持ち、北タイの土を使って器を焼いています。私も彼のご飯茶わんや小鉢を愛用。なんともあたたかみのあるホッとする器なのです。
そして今年も香川県で卓治さんの個展「うつわと花器展」が開催されます。
場所は香川県高松市にある「プシプシーナ珈琲」 http://pussy-pussy-na.com/index.html
期間は10月16日(土)~24日(日) 今週の土曜日から!
11:00~18:00 火曜日は定休日
お近くにお住まいの方、コーヒーの香りあふれるギャラリーをのぞいてみてください!
奥様は、「たっぷりチャンマイ!」の著者、古川節子さん。彼女のブログでも詳しく紹介されていますので、ご覧ください。
http://yunkao.exblog.jp/
麻生 賀津子|2010/10/12 (火)
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