写真日記
タイのコピー屋さん
最近、優さんからグレーディングといって型紙のサイズ展開の仕方を習っています。
優さんいわく、理論がわかれば誰でもできますよ、簡単ですよ、と前から言っていたので、それではちょっと教えてもらおうと思ったわけです。
ところがそれは簡単どころかとても大変な作業。
CADとういう機械があればあっという間に済む作業らしいですが、手作業でそれをするのはかなり大変。
それでも根気よく教えてもらっています。
簡単だと聞いていたので若干騙された気分ですが、もう少し頑張ろうと思います。
今は洋裁学校に通っていることもあって、優さんが日本から持ってきた日本の学校で使っていたというテキストに興味があってチラッと見せてもらいました。
さすが日本の学校、本当に細かく色んなことが説明してあって、見ているだけで結構楽しいのです。
今私が行っている洋裁学校の勉強に加えてこの本も読んだりしたらより役立つのではと思い、それを購入することも考えました。
が、タイでは本もまるごとコピーできることを思い出しました。
本当はそんなことはよくないとわかっていますが、とりあえず早くその本が欲しかったこともあって、試しにコピー屋さんへ持ち込んでみました。
10年以上前にタイに来た時に比べてコピー事情も随分良くなったようで、出来上がってきたコピーを見て本当に驚きました。
表紙は若干色が薄いですがそっくりのカラーコピー、製本も本物となんら変わりなく美しい仕上がり。紙も本物に限りなく近い材質の紙で作ってくれています。
コピーの質は若干悪い部分もありますが、自分で少し使うためだったらこれで十分だと思ってしまいます。
タイではこういったコピー屋さんは大学の中やその周辺などにたくさんあります。
タイの学生は本を買わずにコピーで済ますのだろうなというくらい、お店にはコピーされて製本されるのを待っている状態の紙が山積みになっていました。
上田 真理子|2010/11/15 (月)
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