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写真日記


ラストスパート

12月5日に今年も日本語能力試験を受けるナット。最後の追い込みに入っているこの時期、毎晩1時間一緒に漢字の特訓をやっています。はい、すっかり教育ママ状態です。今回の試験の漢字レベルは読みと意味の理解なのですが、疲れて来たり、焦ったりするとケアレスミスが多くなり、分かっているのに濁音をつけるのを忘れたり、書き間違えたりが多くなるので、このあたりが試験の時のネックになりそうです。

しかし、なんと難しい言語なのでしょうか!日本語は。
「始まる」「始める」「止まる(とまる)」「止める(とめる)」「止める(やめる)」「止む(やむ)」「辞める」。タイ語で説明(日本語でも)できません。
「研究所」と「事務所」。同じ「所」なのに、「ジョ」と「ショ」となります。こんなに難しい言葉を私は話して書けるのに、何故タイ語は・・・?!と思いながら、あと1週間、漢字の特訓は続くのでした。


『少しずつ』

先日の日記にあるように、ガンニガと一緒にヒーリングファミリ―財団に行って来ました。ダウン症をはじめ、知的障がいを持った人の自立支援を中心に活動している財団ですが、重度な障がいではなく、普通学級と特殊学級の間・・という軽度な障がいを持っているAさんという女性もいます。彼女は今やこの財団のアーティストたちのまとめ役。ヒーリングファミリーの仲間たちと居る方が、彼女にとっては落ち着いていられるし、「私が頑張らなくては!」と張り切り、それが彼女自身の成長へと繋がっているとのこと。数年前初めて会った時とは今は顔つきも話し方も別人のようになり、なんと英語もしゃべれるようになっていました。

ガンニガもAさんに近い軽度な障がいです。言われなければわかりません。文字も読めますし、ある程度書く事も出来るのです。ヒーリングファミリー財団の中山さんは、「ちょっとずつ、まずは1週間に1度とか、アーティストたちの織りの活動に参加してみては?」と言ってくださっているので、早速近々参加させて頂こうと思っています。こうして外に出て、ヒーリングファミリーの皆さんの暖かな空気の中で、ガンニガが自分に自信を持って、何か好きなことに集中出来るようになれば・・。

焦らず少しずつ・・・です。


『ちょっとだけ』

来月18日から始まる、サボア・ヴィーブルでの展覧会に向けて、先日の日記にもあるように縫製場は大忙しの毎日です!みんな遅くまで頑張ってくれています。

サボアデビュー予定のものをもうちょっとだけ紹介。

バーンロムサイは名取をはじめ、関係者の方々、友人知人に猫好きの人がとても多いのです。そこで念願のネコグッズを今年から始めました。チェンマイ在住のアーティストちひろさんとホン君の「rendee design」とのコラボレーション猫グッズです。

nekocard1.jpg

子どもたちが描いたネコの絵カード、10種類あります


nekohashioki.jpg

ネコの箸置き・・・、マグネットにもなるのです

お楽しみに!!


麻生 賀津子|2010/11/26 (金)

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