昨日はヌンの17歳の誕生日。
数日前に念を押されていたので、顔を見てすぐに「ハッピーバースデー」と言うとちょっと照れた様子。

ヌンは日本からバーンロムサイへ来たことのあるボランティアの子何人かと（もちろん女の子と）時々メール交換をしているので、私が時間のある時にはその間に入って代筆したりしています。

昨日も日本からメールがきているかもしれないからチェックして、というので一緒にチェックすると、ヌンの誕生日を覚えていてくれた方からお祝いのメールがきていました。
ヌンはとてもうれしそうでした。

そして夜は子ども会議の後、お誕生日のケーキでお祝い。

日本なら主役は座って周りが準備してくれるところ、昨日はヌン自らがケーキを運んできました。

ベンさんがろうそくはないのかと聞くとないみたいと答えるヌン。
するとスーがどこかから１という数字のろうそくを持って登場。
（ヌンは数字の１という意味です）

そしてヌンが自らろうそくに火をつけると、お決まりのバースデーソングをみんなで熱唱。

そして火を吹き消して・・・

まだまだケーキにはありつけません。

男の子、女の子からそれぞれ何名かヌンにお祝いの言葉を述べるのです。

ミウは「お誕生日おめでとう、今日はいい夢を見られますように」
タンは「お誕生日おめでとう、早く自分のバイク修理工場が持てますように」とのこと。

ベンさんが「そしたら僕のバイクはタダで修理してくれよ」と余分な一言を追加。

そして主役自らがケーキを小さく切り分けて配布。

ベンさんがみんなどんどん取りに行って、と言った途端に一斉にケーキに群がっていました。

ケーキはあっという間になくなりました。
ではちゃんと片付けて、とベンさん。
そのろうそくもちゃんと取っておくように、と。
来年の誕生日にも使えるかもしれないし、とこれまた最後にも余計な一言を発していました。

ヌン、本当におめでとう。夢に向かって素敵な1年を過ごしてください。