写真日記
ガンニガのこと
今月からヒーリングファミリー財団に通い始めたガンニガ。約3週間経ちましたが、毎日楽しそうに通っています。織りをすることはもちろんですが、たくさんのお友達が出来、楽しく一緒に過ごせていることが何とも幸せそうです。
昼食にはお弁当を持参しなければならないため、ティムさんにお弁当箱を買ってもらいました。ご飯は保母さんに作ってもらったり、自分で作る日もあったりして、何を作ったのか聞いてみると、チャーハンだったり、卵焼きだったり、豚肉を炒めたりと、学校に行っている時よりも自立しているような感じがします。
初日には「お弁当持った?」、「ハンカチとティッシュは持った?」、「バッグはないの?」などと、大人の方が何だか慌ててしまいました。
ガンニガは誰が送り迎えをしてくれるのかがとても気になるようで、毎日必ず確認をしにオフィスにやって来ます。「明日はポー・エー(エーお父さん)だ!」と分かるとガッツポーズをしたり、「迎えはピー・ベン(ベンさん)だ」と知ると、顔が曇ったり、素直でとても表情が分かりやすいです。ちなみに決してベンさんが嫌いなわけではなく、恐いようです(子どもにとってであって、本当は優しいし、全然恐くないと私は思うのですが・・・)。エー君のことはカッコイイので好きなのだそうです。
先週、ヒーリングファミリー財団の5周年パーティーがあり、通い始めたばかりのガンニガも一緒に参加させていただきました。まだ間もないのに仲間に加えていただき、このような会に参加させていただけたことは本当にありがたいことです。
アーティストの皆さんが織った作品を使って洋服をアレンジし、アーティストの皆さん自身がモデルとなるファッションショーがあり、モデル・ガンニガも華麗に花道をウォーキングしました。ガンニガのウォーキングはキレがあり、とてもガンニガの味が出ていて、本来のガンニガに戻って来たような気がしました。
その後はスタートして10日も経っていませんが、何と「織り」の作品を披露。ホームにいると集中力がなく、何かを続けることが非常に困難だったガンニガが短期間でこれだけのものが織れたことが本当にうれしく思いました。
ここ最近ガンニガは少々風邪気味な様子でしたが、「寒いから長袖を着なさい」と言っても「元気だから大丈夫」、「具合が悪いなら行けないよ」と言うと、「どこも悪くないもん」と何があろうとどうしても行きたい気持ちがとても強くあります。今日は小児病院を訪問する行事があったそうで、帰ってくると詳しい様子を色々と教えてくれました。風邪も吹き飛んだようです。
この先何があるか分かりませんが、この気持ちがずっと続いて毎日楽しく通い、ガンニガらしいガンニガでいつもいてくれたらなと思います。
そして何より、ガンニガを一緒にと誘ってくださった中山さんをはじめヒーリングファミリー財団の皆さん、織りを教えてくだったり、楽しい時間を一緒に過ごしているアーティストの皆さんに本当に感謝しています。ありがとうございます。これからもガンニガをどうぞよろしくお願いします!
菅野 裕子|2010/12/22 (水)
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