写真日記
タイの免許センター事情
チェンマイにいると日本のような四季がないからか年末という感じが面白いほど全くしません。
そんな中、先日車の免許の書き換えに行ってきました。
こちらに来る前に国際免許証を取得して来ましたが、国際免許証の有効期限は1年です。
タイでは外国人でもタイの運転免許証を持っていると有料施設(動物園・水族館等)の入場料にタイ人価格で入場出来たり、タイ国内で必要に応じて更新を済ませれば、いちいち国際免許証を取得しなくとも運転出来たりと便利なことが多いのです。
いつか行こう、と思いつつ先延ばしにしていましたがこの間やっと行けることができました。
朝は9時までに受付を済ませれば良いのですが、とても混んでいるらしいとの情報のもと朝の8時に行きました。
書き換えは書類提出だけですが、免許取得の場合は色々試験をクリアーしなければなりません。
必要な書類を提出し、まずは適正検査。色盲・反射神経・遠近感覚のチェック。
ほんの10分程度で終了し次はビデオ講習。
タイ人は2時間の講習を受けるのですが、
外国人はタイ語が分からない人のために英語と日本語でのビデオが用意されていました。
英語があるのは分かりますが、最近は日本語も出来たらしくとてもありがたい。
きっと日本人の人口が増えているということでしょう。
およそ50分くらいのビデオですがとても印象的だったのは、
"追い越し"の説明が他の説明と比べてやたら長かったこと。
日本では前の車を追い越して走ることなどあまりありませんが、タイでは"追い越し"は日常茶飯事です。
そのためきっと事故率も多いのでしょう、講習でもよく注意するようにと繰り返します。
その後筆記試験を受け合格者のみ午後の実技試験に挑戦できるのですが、この筆記試験がとても難解!!
というのも、問題自体はそれほど難しくないみたいなのですが
タイ語を直訳しているからか本来の意味を理解すのが難しいのです。
それは英語の試験も同じことらしく、あきらかに問題が意味不明で不合格になった外国人が『問題がおかしくて不合格になった!どういうことだ!!』と試験管にクレームを付け、試験管も『じゃあ、もう一回受けさせてあげるから』と再試験をしたり、日本だったらあり得ないこと目白押しです。
そして、私が一番ビックリしたのはバイクや車の免許を取る人が、それぞれの自分の乗物に乗って免許センターに行くことです。
免許証が発行されるまでは無免許なわけで、ということは無免許運転あり!?
でも、ありなのです。タイ人から言わせれば『バイクや車で来ないで、何に乗って試験を受けるの?』とのこと。
日本では本当にあり得ないことですが、こんなことがあり得るのがタイのですね。。。。。。
一先ず、免許証の書き換えが無事終了して良かったです。
免許とは関係ありませんが、クリスマスを終え後は休みを待つばかりの子どもたち。
タイは日本とは違いお正月休みはそんなに長くはなく、多くのところは大晦日と元旦のみで2日からは動き出します。
とても過ごしやすいこの時期、乾季を満喫しつつ良い年越しを迎えたいものです。
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小林 優|2010/12/29 (水)
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