写真日記
タイの駐車場事情
先日エアポートプラザと呼ばれるチェンマイで最大のショッピングセンターヘ行った時のことです。
休日の最も混み合っているお昼過ぎの時間帯。
屋内の立体駐車場は絶対に満車であるとあきらめて、最初から野外の駐車場へ。
ぐるぐる回って空いているところを探していると、「あっ空いている!」と遠目から車と車の間にある隙間を見つけました。
そこを目指して近づいて見てみると・・・
えっ?!
と一瞬絶句。でもこの堂々ぶりに思わず爆笑。
確かにバイク置き場の入口はバイクが一台通れるくらいの幅なのでこれじゃ入れないのでしょう。
でもやっぱりこの混雑の状況の中でこの駐車の仕方はどうなのかと笑いつつも考えてしまいました。
でもタイ人にとってはマイペンライ(気にしないとか大丈夫とかいう意味)なんだろうなと思います。
さらに駐車場でいつも大変なのは、このように普通に止めた車の前に車を塞ぐように縦列駐車をされたとき。
この場合はギアをニュートラルにしてサイドブレーキをかけずにおきます。
そうすることでその縦列駐車の車は自由に前後に動かすことができて、先に止めた車も出られるというわけです。
初めてこのシステムを知った時には本当にビックリしたものです。
ある時自分の車の前に何台も縦列駐車がされており、車を順番に動かそうと思ったのですが、大きなピックアップトラック、しかも炎天下に駐車されていたので車が熱くて押せない状態、ということもありました。
本当に困った挙句、自分のタオルを当ててその車を押してみてもビクともしません。
最後は肩と腕を使って全体重をかけて何とか動かしたということもあります。
係員がいれば手伝ってくれるのですが、巨大な屋外駐車場ではなかなか見つかりません。
このときはほとんど泣きそうな気持ちで何台も車を動かしたのを覚えています。
いくら混雑していても、自分が縦列駐車をする気にはどうもなれないでいます。
あと何年か住んでいれば、平気でできるようになるのでしょうか。
上田 真理子|2011/01/11 (火)
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