写真日記
いい感じ
市内のワロロット市場にお昼時行ったら必ず立ち寄るのが「大根もち」の屋台。
モヤシとニラの上に炒めた大根もちに溶き卵をからませのせただけ、これに甘辛いタレをかけて食べるのですが、美味しい。昨日久しぶりに食べましたが、なんとなく量が増えたなぁと思ったら値段が25バーツになっていました。今年から量を少々増やして5バーツ値上げ、納得です。でも値上げの意味があるのでしょうか、、、
そしてお食後はチェンマイ大学構内にあるキオスクのソフトアイスクリーム。畜産学部で飼育している乳牛のミルクで作った甘すぎず優しく懐かしい味のバニラとチョコレート二つのフレーバー。価格はコーン入りが13バーツ、学生手作りのチップボックスが置いてあるので、15バーツを渡し「おつりはそこに入れて!」と言うとアルバイトの学生は嬉しそうに他のスタッフに「2バーツもらったよ」と伝えていました。5円でこの笑顔!!
昨日、ワロロット市場で購入した布を持って市場の中を歩いていたら二人ずれの若い女の子が私の買った布の入ったビニール袋を指さし「そう言う生地探しているの、何処で買ったの?」と聞かれたので「あそこで買ったんだけど全部買っちゃったからもうないわよ」と言うと、「じゃあそれ売ってくれる?」、、、
率直でいい!
今日銀行で:
その銀行の駐車場が一杯だったので、隣の違う銀行の駐車場(日本で言えば三菱銀行に用事があるのに隣の三井銀行のお客様専用駐車場に車を入れる)に車を止め隣の銀行に直行。誰も何も言わない。
「新規に口座を開きたいのですが」と尋ねた若い男性はガムを噛みながら案内をしてくれました。カウンターの男性は50歳くらいでしょうか、必要事項を書式に記入中、職員仲間が私信と思われる郵便を彼に手渡したところ、封筒を開けしっかり読んでいました。その後私のパスポートを見ながら計算機で計算をしているので、何を計算しているのかと見ると生年月日の計算。2011-1946=「65歳か、、」と言う小さな声が聞こえました。ATMカードが密封してあるはずの封筒は、すでに開いており暗証番号も見え見え。職員のおじさん曰く「番号、替えられるからね、OK!」、、、、、日本の銀行なら5分ほどの仕事でしょうが、待つ事20分、、、何とも可笑しい。
昨日、今日、出かけた際に体験した事です。
この自然体の彼らが好きです。でも日本で生まれ育った人間にとってこの状況に慣れるまでには、それなりの時間がかかります。効率能率生産性は日本より劣るでしょうが、杓子定規でマニュアルチックでやたら規制が多く几帳面な今の日本人より数倍感じがよいのです。バーンロムサイの子どもたちもこの様な「いい感じ」を残したまま育ってもらいたいものです。
名取 美和|2011/01/10 (月)
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