先週の金・土・日と、タンとビー、そして毎週土日に一緒にサッカーをしているナンプレー村の子どもたちの中の4人が13歳以下のチェンマイ選抜に選ばれ（どのぐらいのチーム数から選ばれたかはわかりませんが）、バンコク（正確にはバンコクの隣のパトゥムターニー県）でのサッカー大会に参加してきました。

金曜日は朝の3時に出発して車でバンコクへ向かうということで、ナンプレー村の子ども達4人も前日の夜は図書館に泊まっていました。村の子4人の世話係に選ばれたヌンは、「今日は図書館で村の子たちと寝るんだ！」と、いつもとはちょっと変わった環境になんだか楽しそうに図書館へと向かっていました。

さすがに朝の3時には起きれなかったので、そこから先のことはバンコクから帰ってきたダムさんに聞きました。今回の大会は大型スーパー主催の大会で、北部、中部、東北部、南部の選抜チームが各3チームずつ、バンコク首都圏のチームが6チームの18チームが参加して、タイ・プレミアリーグのバンコク・グラスFCのホームスタジアムで行われたそうです。結果はバンコク首都圏のチームが1チーム、その他の地方のチームが2チームの3チームずつに分かれて行われたグループリーグで、チェンマイ選抜は初戦のバンコクのチームに0対13、2試合目の中部シンブリー県の選抜チームには2対3で負けてしまい、グループリーグ敗退となってしまったそうです。バンコク首都圏のチームはサッカー強豪校が学校単位で出場していたようで、初戦は相手が強すぎて全くサッカーにならなかったようです。ただ、2試合目は本当にもう少しといったところだったようで、この試合に勝っていれば決勝トーナメントに行けたので、本当に残念だったとダムさん。ただ、バンコクのこんなに素晴らしいスタジアムで試合ができたことは子どもたちにとってとてもよい経験になったとダムさんはとても満足そうでした。左のMFで出場したビーは体が他の子に比べ小さすぎたと初戦の前半のみの出場だったそうですが、CBのタン、CF、中央のMF、右のSB、GKで出場した4人の村の子たちは2試合ともフル出場したそうです。特にCBのタンはとてもよかったとダムさんもタンを褒めていました。

　　　　　　　　

　　　　　　　　

タンにバンコクでの大会はどうだったか聞いてみると、「バンコクのチームは強かった・・・。」と苦笑いしていましたが、今日も元気にサッカーの練習に出発していきました。ダムさんも言っていましたが、今回の大会参加は子どもたちにとってとてもよい経験になったと思います。今回は負けてしまったようですが、またこんな大会に参加できるよう、そして次は勝てるように頑張ってほしいです。