休日のある日、街まで買い物に出かけましたが、いつもは通らない道をバイクで走ってゆくと普段見慣れない感じのするマーケットにたくさんの人が集まっていることに気がつきました。食品も衣料も置いていないマーケット、

　　　　　　　　　　

そこは"仏像専門マーケット"なのでした。さまざまな大きさの仏像を始め、小さな石に彫られた仏様、そしてペンダント・トップとして彫金された仏様、そこにはあらゆる形の"仏様"がいらっしゃいました。お客さんたちは皆真剣に購入したい"仏様"を選んでいます。

私が気になったのは白い石に彫られた仏様と、宝石のような光るガラスが装飾された石の仏様。キラキラしたものについ興味を持ってしまう私は、思わず好みのものを買ってしまいそうになりました。

　　　　　　　　　　

「いつも近くに自分を守ってくれる仏様がいて欲しい」と願う信仰厚いタイ人たちの思いが伝わる、そんなマーケットを発見出来、少し嬉しく思いました。

そして先の週末は、ナンプレー村にある大きなお寺の"お祭り"がありました。日本で言うなら"村の神社の大祭"にあたるのでしょうか、縫製場のおばちゃん達（と言っては失礼ですが、、）は、すでに金曜日の夜から皆で集まり食べて飲んではの"前夜祭"を楽しんでいたそうです。

土曜日、道には巨大なスピーカーを積んだ"移動ディスコ・カー"のような車両が現れ、"ズン、ズ、ズーン！！"とボリュームたっぷり、重低音を発しながら家々をまわっています。その後どうなってしまうのかというと、下の写真のようにこのディスコ・カーから流れる音楽に合わせて村の人達が踊りながらお寺に向かい、お祭りのピークを迎えるのだそうです。

　　　　　　　　　　

残念ながら、そのお寺の様子を見に行く機会を逃してしまいましたが、何かと仏教行事の多いタイの国ならではの"カジュアルで陽気なお祭り"を垣間みることとなりました。夜は深夜1時過ぎまで、近所の家からカラオケの音が聞こえてきて少々"近所迷惑"、ただこの流れに文句を言う事も出来ず、このような時に静かな休日を楽しみにいらしたゲストハウスのお客様には何とも気の毒なこと、、、と思う週末でした。