写真日記
鎌倉からチェンマイへ
しばらく鎌倉を離れ、実は、チェンマイへやって来ています。
古布のストーリーをこの目で見たい、少数民族・山岳民族を訪ねたい、
バーンロムサイの子どもたち、スタッフに会いたい、
そんな旅の動機と、その間の留守を快く受け入れて下さった鎌倉スタッフにまず大きな感謝です。
山岳民族で有名な中国雲南省からチェンマイへ、半月ばかり。
どの都市にも起こっていることかと思いますが、雲南省でもファストファッションが急速な拡がりを見せていました。
けれども北部では色々な民族に出会うことが出来ました。
その姿は非常に美しく、日常に溶け込んでいました。
生活の中に、当たり前に身に着けている。それをとても大切にしている。遠く祖先の代から脈々と受け継がれている伝統。誇りを持っていると感じました。
もしかしたらこの先、少しずつでも消えていくかもしれない文化を自ら経験できたことを、本当に嬉しく思います。
そして中国と大陸で続いている国々でも、きっと通じる部分があるかもしれません。
タイも、同様です。
チェンマイは温かく、そして全体にどこかのんびりしています。帰って来た、という気分になってしまうのはきっと、私だけではないはずです。
バーンロムサイでは、チェンマイスタッフ、そして元気な子どもたちに会うことが出来ました。
朝は落ち葉かきのお勤めを、ふざけたり笑いあったりしながらやっています。
日曜日には、ちひろさん・ホン君ご夫婦が見えて、子どもたちは絵を描いたり、陶芸をしたりして楽しんでいました。
そして縫製場では、次に日本に届けられる品々に出会いました。
私は大興奮!!由佳里さんが先日写真日記に書いていましたが、暖かさが訪れつつある日本で大活躍間違いなし!!のものばかりです。
その縫製場では、タイ人スタッフが夜まで働いているのです。
ゲストハウスにも、滞在させていただきました。
美しいガーデンにうっとりすると同時に、空間の安らぎに、何かしようという気がなくなってしまうのです。そのくつろぎたるや計り知れず。
ブーゲンビリアも満開で、心地の良い日が射していて、プールまでもあります。
どれだけ親しい人たちを連れて来たくなったことか...!
古布や山岳民族・少数民族に出会えたこと、チェンマイのバーンロムサイへ来れたこと、
この経験を持って日本へ、鎌倉へ帰ることがとても楽しみです。
たくさんのストーリーに出会いました。
お客様に、それらをひとつひとつお伝え出来たら嬉しく思います。
ゆきちゃんの展示を終え、鎌倉店も春模様になっていきます。
新しい商品も届きます!
今日から3月。
心躍る季節がやって来ます。
鎌倉で、お会いしましょう。
お待ちしております!!
バーンロムサイを見守っているガジュマルの木。
お詫び
※写真端の影は、私のカメラが不調のためです。ご了承ください。
野澤 彩|2011/02/28 (月)
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