東北・北関東大震災からもうじきひと月を迎えようとしていますが、日本では依然として大変な日々、そして不安な毎日が続いていることと思います。個人として何も力になることが出来ませんが、早く復興が進み、一人でも多くの人が心休まる生活に戻ることを祈るのみです。また、震災により両親を失ってしまった子どもたちが多くいると伝え聞いていますが、その子どもたちが悲しみやショックから立ち直る日が来ることを、ちゃんと彼らを育ててくれる親戚などがいることを、そしてこれからもちゃんと教育を受けることが出来ることを願っています。

ここタイでも地震直後から、その震災の被害について大きく報道されていましたが、同時にたくさんの人たちが日本の復興を応援してくれています。先日も、朝のニュース番組のキャスター達が皆、日の丸の上に日本の地図のイラストがついたTシャツを着て、避難された方達の映像や被災地のその後の様子などを流しながら義援金を募っていました。

チェンマイでは多くのチャリティイベントが行われ、（少し前となりますが）私達もそのひとつ、ニマンヘミンというエリアで行われたチャリティコンサートに行ってきました。大きなコンドミニアムの敷地内で行われたこのコンサート、コンドミニアムのオーナーが軽食や飲み物を私財から提供し、ジャズバンドを招いてのコンサートを開催（聞いていてとても心地の良いタイ人によるジャズバンドでした）。タイ人のガールスカウトOGの方々が現場の運営にあたり、また、ロングステイの方たちを中心としたチェンマイ在住の日本の人たちが日本の歌を歌う、というコンサートでした。日本人、そしてタイ人はもちろん、中国人や欧米の方達も集い、たくさんの人たちの気持ちのこもった義援金が集まったチャリティコンサートとなったようです。このようなタイ人の熱い応援の気持ちがちゃんと日本に伝わり、多くの人たちの励ましとなったら嬉しいことと、思いながら会場を後にしました。（後日、在タイ日本大使館から、タイの方達へ支援のお礼のメッセージがタイの新聞に掲載されたと聞き、嬉しく思いました。）

　　　　　

キッチンで手伝いをする子どもたち

バーンロムサイの敷地にある畑で現在、試験的に行われている農作物の栽培。ここ最近ではミニトマトが収穫の時期を迎えました。早速大量に獲れたミニトマトを、トマトソースなどに調理するためエムさんが活躍、その手伝いをしているのはスラチャイ、タン、そしてボーイの3人。夏休みらしいお昼の一時でした。（この農作物の栽培を通じて今後、子どもたちが自然農法を学んでゆく計画があります。）

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長崎 monne porte（モンネ・ポルト） 「バーンロムサイ展」のお知らせ

4月9日（土）より、長崎波佐見町のmonne porteで「バーンロムサイ展」が開催されます。モンネ・ポルトのギャラリーでのバーンロムサイ展、今年で3回目となります。
バーンロムサイのオリジナル商品、子どもたちの絵を使った商品、山岳民族の古布をアレンジして作った雑貨商品、さき織り布のバッグ、着心地の良いコットンやリネンの素材の衣類などなど、展示販売をいたします。お近くにお越しの際は、ぜひお立ち寄りください。

期間: 2011年4月9日（土）～4月24日（日）
11:00～19:00　　※水曜定休
場所: 〒859-3711 長崎県東彼杵郡波佐見町井石郷2187-4 monne porte（モンネ・ポルト）
TEL: 0956-85-8155
ホームページ: http://monne-porte.com/