昨日から３泊４日、子どもたちはチェンマイに近いランパーン県とランプーン県の境にある「ドイ　クンターン　ナショナルパーク」へキャンプに行っています。火を使うことが出来ない場所なので、キャンプファイヤーや自炊はなしですが、自然保護管の人と一緒に山の中を歩いたりと、たっぷり自然の中に浸り、環境のことなど学んで来る予定です。

今回は電車で移動。初めて電車に乗る子どもも居ます。昨日の朝、駅へ送りに行って来ました。先に駅で待っていると、朝８時、タイの国歌が流れて来ました。食事をしている人も働いている人も全員が起立し、その間しゃべったり動いたりしてはいけないのです。
（午後６時にも同じように各所で国家が流れます。国家が流れている間、私たち外国人も一緒に起立して王様へ敬意をはらいます）

その後、車から降り立つ緑色の集団が・・。ゴミ拾いや工場見学など団体で行動する時に着用する緑色のお揃いのポロシャツに帽子をかぶり、リュックをしょって、大きな旗を持ってやって来ました。目立ちます。

チェンマイ駅からナコンサワーン行きの列車に乗って１時間ちょっと。国立公園の駅に着きそこから歩いて山に登るそうです。ちなみにこの鈍行列車、料金は誰でも無料。でもナコンサワーン（チェンマイとバンコクの中間）まで５０近い駅に止まってゆくため、１２時間弱かかると聞きました。

発車まで１時間ちょっと。早速スタッフのベンが全員に２つの質問を出しました。
１． 今、居る所を英語で何というか？（チェンマイの鉄道駅）
２． 何故、鉄道だけ特別な警官が居るのか？（鉄道警察の役目）

子どもたちはグループごとに駅構内で、英語表記を探したり、実際におまわりさんに聞いたりしながら、答えを書くというものです。すでに質問の意味の分からない子は同じグループのお兄さんやお姉さんにおまかせです。

ちなみにこの質問を出した後、ベン本人がスタッフのノイに、「・・で、鉄道警察の役目ってなに？」と聞いていたのをワタシは聞き逃しませんでした。

列車といっても３両編成。お正月明けなので幸いすいていて、全員座ることが出来ました。

発車までの間、一緒に席に座り、ちょっとだけ旅気分。
駅で手を振って見送るのもなんだか久し振りです。
子どもたちは嬉しそうに出かけて行きました。

以前チェンマイからバンコクまで寝台車に乗って行ったことがあり、乗った途端に知らないタイ人の人とビールを飲みながらおつまみを交換し、２段ベッドの上段で爆睡。朝早くにバンコクの駅に到着したという快適な列車の旅を思い出し、次回バンコクへ行く時には、また列車に乗って行こうと思います。

■イベントのお知らせ

いよいよ明日２２日（金）より、茅ヶ崎のカロカロハウスにて「バーンロムサイ展」が開催されます！
気持ちの良い季節。是非お立ち寄りください。

そして長崎モンネ・ポルトでの展覧会も残すところあと４日。最終日は２４日（日）です！

詳しくはバーンロムサイホームページ　https://www.banromsai.jphttps://www.banromsai.jp/information/をご覧ください。