写真日記
おかえり!
この4日間子どもたちが居ないホームは本当に静かで、夕方暗くなってくると、広い敷地がさらにしんとなってきて、ちょっと恐いくらいでした。
学校や塾のあるピーダオとナットはお留守番でホームに居残り。テレビを一人占めして見たり、キッチンで一人で悠々とご飯を食べたり、大人とたくさん話をしたり、普段の集団生活とは全く違う状況を非常に楽しんでいたようでした。
今日の夕方、ようやく3泊4日のキャンプから子どもたちが帰ってきました。子どもたちを出迎えると、子どもも大人もとても疲れ切った表情。笑顔に力がありません。
ティムさんは足を引き摺って歩いているし、プロイさんは座り込んでしまい、無表情。
子どもたちに「楽しかった?」と聞くと「うん」、「疲れた?」「うん・・・」と言葉少な。よほど疲れたのでしょう。
子どもたちはチェンマイ駅から電車に乗って出発。下車した後は、目的地の国立公園まで歩きました。標高1300mを超える山へ、片道7Km。坂道が結構きつくて、落ちている木を杖にして、山道を登って行ったそうです。
国立公園に着くと、公園のスタッフが山での生活の仕方やご飯はどうしたら良いかなどのレクチャーがあり、色々なアクティビティを楽しんで来ました。
森の中を這うようなウォークラリーをしたり、山の上でしたサッカーはちょっとミスするとボールが下に転げ落ちていき大変だったり、キャンドルを囲んでのキャンプファイヤーを楽しんだりと、盛りだくさんの4日間だったようです。
帰りも7Kmの歩きでしたが、下りのため元気に走って下りた子どもたちもたくさんいたようです。
夏休みも半分終わってしまいましたが、子どもたちには普段出来ない体験をたくさんして、楽しい夏休みを引き続き過ごして欲しいです。
アーパイにもようやく笑顔が 帰ってきて早速掃除をはじめるタン
菅野 裕子|2011/04/23 (土)
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