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ゴミの分別と小さなエコ


バンコクからここチェンマイのバーンロムサイに越して来て、いちばん驚き感心したことは、子どもたちをはじめ、ホームのスタッフ全員がゴミの分別をきちんとしていることです。ホームのゴミ捨て場に設置されたゴミバケツの数は、なんと11個。「缶類」「瓶類」「ペットボトル」「紙」「野菜・果物屑」「野菜・果物屑以外の生ゴミ」「危険物」「卵の殻」「豚の骨」「布切れ」「ポリ袋+牛乳パック」。かなり細かく分類されているので、ずらりと並んだゴミバケツの前で「え〜っと・・・」と考えてしまうこともしばしば。実際に、自分が持ち込んだゴミを入れるべきバケツに入れて、ゴミ捨てを完了するには、けっこうな時間がかかります。
     
     
            
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分別されたゴミのうち、缶類、瓶類、ペットボトル、紙類は売りに行ったり、ホームに来る回収業者に売ったりして換金し、野菜と果物の屑は裏庭のコンポストに集積して、最近ホームのプロジェクトの一つとして始めた農場で使う堆肥にします。特にこの野菜・果物屑の再利用は徹底されていて、ホームの食堂で出た野菜・果物屑については当番制で子どもたちがゴミ出しをしています。



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ホームの小さな農場。朝夕の水まきが最高に気持ちいい!

          
このところ、その農場で収穫された野菜がホームの食事に頻繁に使われるようになりました。ゴミをきちんと分別する → 分別した植物ゴミを堆肥にする → その堆肥で野菜を育てる → その野菜を使った料理を食べる → 残った屑をまた堆肥にする ------------ 子どもたちにもとても分かりやすい小さなエコの取り組み。ここバーンロムサイが発信源となって、身近なエコとゴミ分別の習慣を地域に広げていければ素敵だなと思います。
     
     

大塚美里|2011/05/05 (木)

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