写真日記
おめでとうベンさん!
5月9日、タイ人スタッフ・ベンさんの結婚式がありました。
バーンロムサイからは大人はウェウ先生、エー君、ノイさん、ダムさん、真理子さん、優さん、私が出席。
ほとんどの子どもたちは9日からちょうど学校がはじまったばかりのため、小中学生の子どもたちや保母さんたちは行くことが出来ず残念・・・。
学校がまだお休みのナット、ヌン、スーが一緒に行きました。
タイの結婚式は伝統的には花嫁の家で行われます。
今回の結婚式は、チェンマイからひたすら山道を越えて150Kmほどのところにある、新婦の暮らすファーンという町のレストランで行われました。
結婚式は朝の9時9分から儀式が行われることになっていたので、私たち日本人スタッフはちょっと遠いこともあり、前日にファーン入りしました。
タイ人スタッフと子どもたちは当日の朝出発。5時半に出発する予定が、みんなの家をまわってピックアップしているうちに、チェンマイを出たのが7時40分になってしまったそうで、くねくねした山道をエー君の運転で飛ばしまくり、無事に9時9分の儀式に間に合いました。
会場に着くと、みんな車酔いで気持ち悪そうでしたが。。。
会場に入ると、モデルのようにポーズを取った新郎・新婦の写真が飾られています。
入口で新郎と新婦がお出迎え。出席者と一緒に写真を取ります。
9時9分になり儀式がはじまりました。
タイで「9」という数字は縁起が良く好まれるため、9の付く日や9の付く時間に儀式をすることが多いです。
新郎が結納金を新婦の家族に納め、ひざまずいて頭を下げます。
新婦のお母様がベンさんの頭を撫で、家族になったんだなぁという感じがしました。
次に新郎から新婦へ金と指輪を贈ります。
額に白い粉で三つの斑点をつけ、二つに繋がった糸の輪を頭に載せ、出席者が次々と腕に白いヒモを結んでゆきます。
親戚や勤務先の上司からの祝辞がありウェウ先生も挨拶しました。
その後は食事をしながら、親戚の方のカラオケがはじまりました。
ベンさんのお母様も歌っていました。
新郎新婦は各テーブルを回って挨拶をし、一緒に記念撮影です。
ベンさんはあまり緊張した様子もなく、婚礼の衣裳を着ている以外は、いつも通りな感じでした。
でも、きれいな新婦を気遣いながら、優しく接するベンさんはいつもの「ベン教官」とはちょっと違いました。
奥様の仕事先はファーンのため、しばらくは今まで通り遠距離結婚(?)が続くそうですが、奥様をこれまで以上に大切にして是非素敵なご家庭を築いてほしいです。
幸せそうなベンさんの顔を見て、出席した私たちも子どもたちもとても幸せな気持ちになりました。
ホームに戻り、結婚式に行けなかった子どもたちに写真を見せると、口々に「ピーベン、カッコいい!」「奥さんキレイ!」と歓声があがりました。
本物の結婚式を見せてあげたかったです。
ベンさん・ヌットさん、本当におめでとうございます!!末永くお幸せに!
菅野 裕子|2011/05/11 (水)
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