写真日記
SHINRAPA!! NEWS Vol.10 / 24・30 JUL. 2011
自由な発想力を元に子どもたちが少し苦手な自主性、責任感、持久力を高めるためのプログラム、それは、自分から「やってみたい」と言い出した言葉に責任感を持たせ、自分の力で完成させるプログラムです。私たちは、やり方を教えるのではなく自分で考えて決断し実行できるよう後押しする手伝いをします。そんなみんなのがんばりを毎週お届けします。
※13 歳以下の子どもたちは、絵画や粘土(陶芸)などこちらで用意したものの中から自由に選んで制作し、13 歳以上の子どもたちは、やりたいことを自分の手で見つけ出し制作に挑んでいきます。
☆タン(13 歳)
誰よりも早く一番乗りで走ってシラパの部屋にやってくるのはタンです。大分、工具の扱いにもなれてきたようで集中して作業を進めています。、、、と思いきや、、、
タンさん、いったい何を塗りたくってるんですか!?色ではないですよねぇ、
ベタベタじゃないですかー、
どうやらタンは、板の隙間が気になって、そこにボンドを流し込めば、乾いた後透明になってきれい!かも!?と思いつきこんな行動に出たようです。
ボンドは流し込んでも、流し込んでも外に流れ出てしまい、透明のきれいな膜で隙間が埋まるどころかどんどん作品が汚くなってしまいました。大丈夫、失敗は、成功の元です。
そうやって、思いついた事に挑戦し行動していくことが大切なのです。タンが帰った後にホンがきれいにボンドを拭い取ってあげました。次の週は、気を取り直して着色へ、、無事完成でこの笑顔です。タンのことだから、今回の失敗からもきっと何かを学び取っていることと思います。
☆ゲン(13 歳)
ゲンも自己流ではありますが順調に手を進めています。途中、釘を打ちすぎて屋根を破壊してしまったりといろいろありましたが、そこであきらめて制作を投げ出したりすることはありません。そこがゲンのいところです。
ゲンならではの独特の色使いとライン、とってもおもしろい巣箱が完成、そしてゲンもこの笑顔です。
完成に興奮したゲンは、すごい勢いでシラパの部屋を飛び出し作品を握り締めてどこかへ走っていきました。片付け、しましょうねー。
☆オン(13 歳)
「今日の作業は、終わったので帰ります。」とその日の作業をあらかじめイメージし、時間を上手く使っている様子のオン、他の流れに流されず、着々と作業を進めています。釘がまっすぐ入らないと「どうやったら真っ直ぐ打てますか?ちょっとやってみてください。」と聞いてきます。こちらの釘の打ち方を観察し、それを目で見て、自分で試します。全部やっておいてと丸投げもしないのはオンのいいところです。コツコツ派かな?
残すは、着色のみ、、今頃どんな配色にするか考えているのでしょう。
☆ガノック・プロイ(13・14 歳)
ガノックとプロイは、販売用のキャンドルづくりに挑戦しはじめました。とにかく、こねくりまわしたい2 人、
危なっかしい手でワックスを切るところへ延びるタンの手、何にでも手を出したがるタン。
強く握りすぎじゃないですかー?
お世辞にもきれいとは言えません、、販売までには、まだまだ時間がかかりそうです。
☆ペット(8 歳)
大好きな仏像を描いた絵で、一等賞を取ったペットは、のりのりで仏像コレクションを増やしていきます。今週からは、立体に挑戦!全部で8 体の仏像を作る予定です。
今週は、3体完成しました。
SHINRAPA!! NEWS |2011/08/09 (火)
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