ホームいちの"不思議ちゃん"と言えばこの人、ペット。一人つぶやいているのを目撃した人は数知れず。どうやら、アーティストによくある"自分だけの世界"をこの歳にしてすでに持っているようです。

　


先日ペットが仏像の画で賞を獲ったことはこの写真日記でも紹介された通りですが、このところ、ペットは仏画を描きまくっています。先週の夕食後子どもたちがペットの周りに集まっているなと思ったら、ペットが仏画を描いているのをみんなで興味津々に見ているところでした。



背景を二色のクレヨンで重ね塗りし、それをピンの先で削っていってテクスチャーを出すのです。何という技法なのかは分かりませんが、とにかく細かくて根気のいる作業。




学校の美術の時間内に描き終えられなかったので、ホームに持ち帰って続きをやっているのだそうです。「もしかして、ペット、あなたこの方法を自分で考えたの？！　（やっぱりペットは天才？　将来は仏画師？？）」と思わず興奮してしまいましたが、賞を獲った仏画の製作を指導してくれた先生が、以前教えてくれたものだとのこと。




この先生にしても、毎週子どもたちのためのシラパ教室を開いて下さっているアーティスト ちひろさん−ホンくんにしても、やはりきちんとした技術や知識、経験を持ったアーティストの指導を受けるということは、子どもたちのアートに関する興味を高め能力を伸ばす上で、とても大切なことなのだと実感します。その点では、ホームの方針として、これまでたくさんのアーティストの方々に指導をしていただいたり、一緒にアート製作に取り組む機会のあったうちの子どもたちはとてもラッキー。ペットなのか誰なのか、将来一人くらいアートで身を立てていける子が出てきたら嬉しいなと思います。まぁ、職にはできなかったとしても、アートを愛し、アートを趣味にできるだけでも十分OK。今いちばんの注目株ペットを今後も見守り、応援していきたいと思います。