写真日記
洪水
今年とうとうピン川が溢れ洪水になりました。毎年毎年、今年こそは溢れるぞ、と言われていながらギリギリのところでその水位を保っていたピン川ではありましたが、2週間ほど前ついに氾濫。
縫製場のおばちゃんの中にも洪水で家から出れないと、出勤できない人もいました。
ピン川沿い周辺を中心にノーンホイ地区やサーンサイ地区など色々なところで浸水。ひざ下位までの浸水のところもあれば胸くらいまでのところもあったりと被害も色々。バンコクやアユタヤの方では建物がすっぽり洪水にのまれその高さ3メールにも。
ここバーンロムサイはピン川からも少し距離があり、土地自体も少し高いところにあるため浸水というまでには至りませんでした。ですが、いつも仕事の買い出しに行くワロロット市場も浸水状態とのことで、しばらく買い出しには行けず少々不便な日々が続きました。それでもワロロット以外の生地屋などで洪水にはなっていないサンカンペーンには行けるということになりいざ出発。
しばらく車を走らせると大きな水たまりが目に入りました。と思ったら一面が水!?
サンカンペーンは洪水になってなくてもそこに行く途中が洪水・・・・・自分の予想の甘さを反省しながらも目的地まではかなり近くなっていたので、ここで引き返すのも悔しく運転続行。ひざ下位までの水位でしたが、車の車高が少々高いのもありなんとかクリア。生地屋までにこのような光景は何回かありました。
こんな洪水になれば被害も相当なもの。浸水している地域には水とインスタントラーメンが支給されました。
ですが、やっぱりタイ人すごいな!!と思ったのは、この状況の中でも意外と楽しそうなのです。
上の写真のおねいちゃんは友達らしき人と水鉄砲で遊んでいました・・・・・・・
そして、今日ワロロット市場へ買い出しに行った時にも水の被害があったであろうことをうかがわせる風景がありました。
お店の前に積み重ねられたブロック。色々なお店の前にこのような対策がなせれていました。
数年前にピン川が氾濫した時もワロロット市場は浸水し、床に立てかけられていた生地の多くは泥まみれいなったそうです。その生地たちはたたき売り状態で処分されたと聞きました。人はみな痛い思いをして学習していくというこでしょうか。。。。。。今年は去年に比べ本当に雨の量が多くしばらくは続きそうですが、どうにかここらへんでピン川が落ち着いてくれればと願うばかりです。
買い出しから戻った私をこの笑顔で出迎えてくれたアーパイ。この前歯がどうにも憎めない。。。。。
小林 優|2011/10/11 (火)
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