先日の日記にあるように、17日から4泊5日で恒例のチェンライホームステイに出かけた子どもたち。今回も村の10家族の皆さんのお宅に分かれて泊り、家での仕事を手伝ったり、農業の勉強をしたり、村のお寺を掃除したり、村の人たちと一緒にスポーツ大会をしたり等々、盛りだくさんの毎日を送って、今日帰って来ました！

子どもたちがお世話になった村には、今、ポーンが住んでいます。2009年の夏休み、初めて行ったこの村は、スタッフの実家がある村でもあり、子どもたちの病気のこともすべて理解した上で温かく迎えてくださいました。「タイ人が彼らの病気のことを知っていて、そして一緒に生活をする」ということ自体が私たちにとってはとても嬉しいことだったのです。

　

そしてこの年からポーンとゴイが村に本当に住むこととなり、それぞれの里親のもとで暮らし始めたのです。ゴイは今年中学卒業をきっかけにホームへ戻って来ましたが、普通の家族と暮らした2年間はバーンロムサイの暮らしでは経験できない「一般家庭」での日々。ゴイは成長して帰って来ました。ポーンもすっかり逞しい青年となり地元チェンライの工業高校に通っています。

今年で3年目になるホームステイ。村の家族ともすでに親しくなっているので、5日間だけの普通の家、それも自然と共生した北タイの生活スタイルを大事に守っている人々との暮らしを、子どもたちはとても楽しみに出かけていったのです。

そして今日、元気に戻って来た子どもたち。し～んと静まりかえっていたホームが一気に活気に満ちて、静かなのもいいけれど、やはりこの賑やかさが妙に落ち着きますね。

ホームステイの報告は、また写真などをおりまぜて後日お伝えします。