バーンロムサイ・ベア プロジェクト
施設の運営に必要な経費を少しでも自分たちで稼ぎ出したい、との思いで始めたものづくりも、現在では小さな縫製場を毎日フル回転させて商品を生産しています。
バーンロムサイ・ベアはその縫製場で出る布の切れ端を使って作り始めたのがきっかけです。
HIVの女性感染者グループに裁断、縫製、綿詰めの作業をお願いし、その後、山岳民族の女性やボランティアの人たちに顔付けや洋服づくりなどをしてもらっています。
毛糸で編んだ洋服を着たもの、民族衣装を身にまとったもの、ビーズを付けたり刺繍をしたもの、1つ1つ表情も衣装も違い、この世でたった1つしかないものです。
社会の中で差別を受け、適切な仕事に就くことも困難な状況に置かれた人たちに、少しでも就業の機会を作る支援をしたいと思っていますが、結果的にはバーンロムサイを知っていただくきっかけともなっているのが、このバーンロムサイ・ベア プロジェクトです。
バーンロムサイ・ベア1個をとってみれば、本当に小さくてささやかなものかもしれません。しかし、それで支えられている人、つながっている人の数は数えきれません。
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バーンロムサイ・ベア プロジェクトの仕組み
バーンロムサイ(ベアの製作依頼)
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HIV女性感染者グループ(ベアの縫製と綿詰め)
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山岳民族/ボランティア(ベアの顔付けと服作り・装飾)
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バーンロムサイ(ストラップを付け、メッセージを入れてパッキング)
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販売先(バーンロムサイ・ベアの購入と販売)→お客様(バーンロムサイ・ベアの購入)
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バーンロムサイ(運営費、HIV女性感染者グループと山岳民族の支援)
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お買い上げいただくと、それが結果としてHIV女性感染者グループや山岳民族の人たちの支援となり、
且つバーンロムサイの子どもたちの命を支えることにもつながっているのです。