絵本読み聞かせの旅 2012
毎年恒例となった絵本読み聞かせの旅、2012年3月で、11回目となり、スタートから4年目を迎えることができました。嬉しいことに、今までたくさんの方々がこの旅を通じて、子どもたちと出会い、交流し、帰国してからも手紙のやり取りや、再びバーンロムサイを訪れてくださったり、と繋がりが続いています。この旅のリピーターも少しづつ増えてきていて、今回も2名の方が再び参加し、子どもたちとの再会を果たしてくれました。(めーともこ、めーあやか、ありがとう!)
参加者は、驚くほど、毎回ほぼ全員女性のことが多く、今までの男性参加者は、77名中3名とごく少数だったのですが、今回の旅には、久しぶりに男性が2名参加してくれました。一番喜んでいたのは、バーンロムサイの男の子、やんちゃ組み。
いつもゲンから、「今度はポーをたくさん連れてきてよ!」と言われていたので、今回、男性の参加者が来てくれて本当によかったです!男の子たちは、参加者の方がほぼ女性だと、ちょっと恥ずかしさや照れが入ってしまうのですが、ポー(お父さん)が来たとなると、パワー爆発です。タンやビー、ゲンをはじめ、年長のスやチェンライから帰省していたポーンも、一緒にサッカーをしたり、ペットやベンは相撲のポーズで男性参加者を押し出して、へとへとにさせていました。男の子たちのはしゃぎよう、喜びようを見ていると、女には入り込めない?男の子には男同士の遊び方があるんだなぁと思います。
今回のお菓子作りでは、「チョコレート工場の秘密」という本に出てくる、フルーツチョコレートをつくりました。生クリームと溶かしたチョコレートを合わせた中に、細かく刻んだマンゴー、イチゴ、バナナを入れて、型に入れて冷やし固めるのですが、使ったチョコレートは、2キロ近く。本当にチョコレート工場のように、みんなでせっせとチョコレートを刻み、フルーツをカットし、型に入れ、分担して作業しました。みんな、お菓子作りも慣れたものです。みんな大好きなチョコレートだけあって、子どもたちは手についたチョコレートを舐めたり、刻んだチョコをつまみ食いする姿も見られました。
このツアーを始めた頃と今で、一番感じるのは、子どもたちの成長の速さです。半年経つごとに、ぐんと背が伸びていたり、顔が大人っぽくなっていたり、お姉さん、お兄さんに近づいていたり、本当に毎回驚きます。今回、もしかしたら、スやゴイやポーンはもう大きいので参加しないかなと思っていたのですが、しっかり参加して、楽しんでくれていました。大きくなってからも、恥ずかしがらずに、楽しいことへの興味を示し、小さな妹、弟たちと一緒になって遊んでいる姿は、とても嬉しいものです。これからも、彼らにとってもいい刺激となるような交流の場をつくっていけたらいいなと思います。
今年の8月か9月にも、絵本読み聞かせの旅を実施したいと思っています。
詳しい日程が決まりましたら、お知らせさせていただきます。
参加者の皆さん、子どもたちとの本当に楽しい時間をありがとうございました!!!
伊藤 美和 | 2012/03/17(土)
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