ねこクッション
バーンロムサイにはたくさんの猫がいます。
ゲストハウスの営業部長、タラちゃん
お客様からかわいがられています
ちぢみガーゼの上でお昼寝
バーンロムサイの商品にも子どもたちが描いたねこをモチーフにしたものがたくさんあります。
中でも日本からよくオーダーが入るのはタンとプロイのねこのクッションです。
今回はこのねこクッションについて少し触れたいと思います
まずはシルクスクリーンを外注し、ねこがプリントされた生地を縫製場で裁断、縫製します。
この中に綿を入れていくのですが、手仕事を主に担ってくれている山の子、ジェマちゃんがマスクをして(綿が舞うため)ぎゅぎゅっとつめてくれます。
ここからわたしたちを悩ませていたのは送料の問題。日本に商品を送るときは基本的に航空便を使っているのですが、綿をぱんぱんにつめたねこクッション(軽いけどかさばるもの)は航空便を使って送るととても割高になってしまうのです。
船便だと航空便に比べて断然安く送ることができるのですが、日本に届くのが2週間後だったり、1ヶ月後だったりと安定せず、これまた困ったもの。
そこから発想の転換!日本で綿をつめる作業を行えばいいのではないかと話が進み、
現在「はだたき」と「ひしめき」という2つの障がい者を支援している団体に綿詰めと最後の縫製の作業を行ってもらうプロジェクトが進んでいます。
そうすることで逗子葉山の地域の障がい者の支援にもつながり、日本とチェンマイのすてきなコラボ商品になっていく可能性も大です。
綿詰めの作業は日本に移ったとしても、綿を送る作業は残っています。
エッさんが空気が入らないように口をもち、ラダーさんが掃除機で吸う間、ダーウちゃんが綿の上に乗りぺたんこにしていきます
ぎゅうぎゅうに詰め込みました!
いまはまだチェンマイで裁断から縫製、綿詰めまですべての作業を行っていますが、
今後日本の団体さんとのコラボクッションになっていく日もそう遠くはなさそうです。
山田麻莉子 | 2014/11/10(月)
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