ハンドン市場の新発見
1月末、1年ちょっとお世話になったバーンロムサイの敷地内の「石の家」を出て、ハンドン市場に徒歩5分のお家に引っ越しました。敷地には5軒の家が建ち、大家さんがすぐ隣なので安心。大家さん夫妻はとても穏やかでいつもニコニコです。わたしのタイ語がまだまだなので、友人が訪ねてきてくれたときに「家に関して、この子がなにか困っていたら、あたなが代わりに伝えて頂戴ね」と暖かい言葉をかけてくれたそうです。
北タイ風のお家は、1階が台所とシャワー、トイレ。外に出て、軒下の広いスペースと抜けて階段を上り、2階にリビングと寝室があり、動線としてはつかいにくいこと限りないですが、軒下も部屋のように上手に使うタイ人にとっては、程よいのでしょう。1ヶ月たってだいぶ慣れてきて、心地よくなってきました。
そして!
ハンドン市場にほど近くなって、ここの新たな良さに気が付くことが出来ました。
「朝の市場は、活気が違う」
朝、7時半くらいに市場にいくと、もうすでにほとんどのお店がオープンしています。
そして、人、人、人。。。昼間の5倍くらいの人の数。。。?とにかく活気づいています。
朝はやくから日用品や工具も買えます。7時半には既にオープン。夜は6時過ぎまで営業。南京錠や工具、電源の延長など、引っ越し直後にはお世話になりました。
活気のある市場
落花生とゆでたてのトウモロコシ!!!湯気が出ていたのが映らなくて残念。
ハンドン通りに面した方の入り口では、朝のみ開かれる生鮮市場が。
朝日を浴びてキラキラ輝くお野菜
八百屋さんの隣に、洋服屋さん。段差もあり過ぎだし、違和感がありますが、タイでは普通の光景
タイ野菜を物色するのが愉しい
朝しか開いていない屋台。お持ち帰り専門。
「両サイドのお店も掘り出し物が」
ハンドン市場を挟んで両サイドに通り抜け出来る道があり、そこに並ぶお店もなかなか粒ぞろいでした。
cafe Bar 「YOK」、おしゃれ自転車屋さん、じつは素敵なお洋服がたくさん置いてあるお店、お菓子作り専門店、日本のおもちゃが買える不思議なお店など。
ここは市場内にある、カオマンガイなどのお店。
寡黙で雰囲気のいい店主。
カオマンガイ、美味しいです!
そしてこのカオマンガイ屋さん、実は最近、すぐ近くに新しくカフェを出店したんです。
それが先ほど紹介した「YOK」
いつもは息子さんがお店をまかされていますが、この日はカオマンガイ屋さんの奥様が店番。駐車場を背にして、左サイドの道の、ハンドン通りに近いところにあります。
cafe bar でお酒も置いてあるのですが、だいたい4時か5時には閉まるそうです。
大きな鏡がポイントの、おしゃれな店内には、アンティークの家具とドラえもんグッズが並びます。
これは、チャータイ(タイのお茶)着色料の色ではありません。ミルクを入れるとオレンジ色になります。とろりと甘くて美味しいですよ
奥様。普段はカオマンガイ屋、時にはコーヒーも入れ、夕方になると、市場内の総菜コーナーでお惣菜を売っていて、これがまた美味しい。彼女の才能は多岐にわたります。
2軒となりに出来た日本の香りのするお店。鯉のぼりのディスプレイが目を引きます
中古のゲームがたくさん!実は先日、人生ゲームを友人が購入、多いにたのしませてもらいました。大人になってからの人生ゲームは深いですね。
このお店の横には、お菓子つくり専門店もあり、材料や道具だけではなく、そのあとのラッピング用の袋などまでが揃います。タイらしいお菓子の型などお土産にいいかもしれません。そしてお菓子と関係ないものまでちょっと置いてあったりするのがタイらしく、愛らしいお店です。
そして、駐車場から向かって右サイド。
長靴ばかり、こんなに種類があるなんて
最近、タイでもおしゃれ自転車が流行りだしたようです。
一見、地味なお店ですが
お洋服がかわいくて、縫製場担当のまりさん、興奮中
メーチェムの村で作られたそうです。まりさん、真剣に購入を検討中
細かい織りの巻きスカートなども品揃えが豊富。シンプルなものもあったので、日本でも着ることが出来そう。店主のお姉さん。
「夕方も美味しい」
4時をすぎると、朝とはまた違った屋台が並び始めます。
先日、日本から遊びにきてくれた友人は、大のソムタム好き。目の前で作ってくれるソムタム屋台に感激していました。揚げたてのチキンはとっても香ばしく、炭火で焼かれた豚肉はとってもジューシー。パッタイの屋台も見逃せません。
朝は野菜市場だったところが、夜には屋台街に
セブンイレブンのさらに少し奥にある豆乳屋さん。行くのが遅くなると売り切れてしまいます。揚げパンとの組合わせが最強
愉しそうに切り盛りしています!
ここは秘密のチキン屋さん。5時からのみ営業。ホシハナのマネージャー、TAGさんのおすすめのお店です。
ホシハナに宿泊に来てくださったお客さまには、いつもよりもすこし早起きして朝の活気ある市場にいくのもお勧めしたいです!夕方もいいのですが、くれぐれもくらくなる前に帰って来れるように、4時出発をお勧めします。タイ人の夕食は早めなので、屋台は5時前から準備が始まります!タイの夜道は、日本のように街灯がたくさんある訳ではないのです。
朝、昼、夕、と違った顔を見せてくれるハンドン市場。
チェンマイ市内の探索ももちろん愉しいけれど、引っ越してから、ハンドン市場のことがもっともっと好きになり、おやすみの日にはハンドンにいる時間が格段に増えました。
明日の朝は、いつものお店でお水を買い、金物屋のおばちゃんとお喋り。YOKでお茶をして、七輪と炭を買って、おうちバーベキューにむけて準備をしようかな。
松井聡美 | 2015/02/25(水)
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