スイカ割りとナムフォンのお話。
【スイカ割り】
ある日、バーンロムサイの新プレイルームでスイカ割りが開催されました。
スイカ割りは初めての子も多く、みんなドキドキしながらの参加。そして、結構性格がでる遊びだなと思いました。
迷いなく猪突猛進、オムシン。自信に満ちたまっすぐな性格が出ている?
いつも控えめなノン。あれ?というまにサーッと終わってしまいました。目立つのがあまり得意じゃない様子。早すぎて、割りに行った時の写真が撮れず
最年少のエーッは、、、ベンさんの計らいで目隠しがずれて丸見えですが、みんなは大ウケ。バーンロムサイに来た当初は毎日大泣き、泣きはらした顔が印象的でしたがいまは笑顔いっぱいです。
ペコッと当たりました!愛らしい。
わたしが見ていない時に、年長のゲンが割ったスイカ!くるのがちょっと遅かった!
いき過ぎ、いき過ぎーーーーーー!
ちびっ子達の動きに始終笑いの絶えないお兄さん、お姉さん達。
小さめのスイカでしたが、さすがに3歳くらいの子どもの力ではなかなか割れません。そこで、、、満を持して、ポーベンの登場です。
気合が入っています。さすがのエンターテイナー。棒を振り落とすふりをして、子ども達に「違う違う!」「みぎみぎ!」など叫ばれて。大盛り上がりです。スイカの目の前に到着、いけーっ!!!!と勢い良く振り落とした棒は、ちょっと届かず。「あーあー」という、ためいき声。これは世界共通では。
スイカ割りは大成功。子ども達もスタッフも大笑い。「たのしかったわねー。またやりたいわね!」という声も飛び交いました。
この後、たくさんのスイカは、割れた割れないに関係なく、あっという間に子ども達のお腹に収まるのでした!
さあ、いくぜ!口元にも力が入ります!
踏ん張った足がなんとも不格好!子どもたちは大笑いです。
【気になる子ども、ナムフォン】
18歳になった子たちが、バーンロムサイからでて自活するようになり、新しい子どもたちが入ってきたのはもう何ヶ月も前のこと。
個性豊かな子ども達のなかで、ひときわ異彩を放つ、その名も「ナムフォン」=「雨」ちゃんを紹介します。
彼女は弟の「メーク」=「雲」と一緒にバーンロムサイにやってきました。3歳半のナムフォン。ほっそりしています。
ナムフォン、多くは黙って、黙々と自分の世界にはいっていて、いつも無表情。話しかけても聞こえているのか、いないのか。ご飯は美味しいのか?
その様子が他の子どもとは一線を画していて、気になりました。
集合写真中に、お腹を掻いてはいけませんよー。
実は、諸事情があっていまだHPを更新できていませんが、子ども達の顔写真はすでに撮影済み。その時のナムフォンのこの表情。
かわいい衣装に、いい光。でも、、、この表情。これは再撮影だねーと、スタッフ一同笑いを堪えます。
子ども達を喜ばせようと、ピエロが来てくれました。風船で遊んだり、声を出したり。
言葉は違えど、たのしいひととき。
風船遊びは子どもたちは大興奮。たくさんの風船がとっても綺麗に舞っていました。
その際にもナムフォンは。。。
ピエロの方がきてくれました!
自分より小さな子の面倒みがとってもよいヌックニック。
みんな、盛り上がっているのですが、クール。
お菓子を前にしてもこの表情
きっと彼女は人一倍繊細なのかもしれません。
慣れない環境にきて、いろいろなことが突然に変化しすぎて、まだ3歳ちょっとの彼女なりの答えを出していた時期なのでは。
最近は、カメラを向けるとはしゃいでポーズをとったり、抱っこをせがんできたり、ほっぺにキスをしてくれたり。数ヶ月前のナムフォンとは別人のように、心を開いてくれています。
彼女の独特な空気感はそのままに、友達をたくさんつくって元気に育って欲しいです。
テンモーと。ショートカット(?)仲間
本当はお行儀悪いんですが、、、!テーブルに座ってモデル気取りのみなさま
みてみてー。こんなことできるんだよー。とばかりにはしゃぐ
イエーイ
ナムフォン画伯!今日はなにを描いていらっしゃるの?
いいお顔!ほっぺをぷにっとするポーズが好きみたい
こうゆう子どもの変化が近くで感じられるとき、バーンロムサイにきて幸せだなと胸が熱くなるのでした。
松井聡美 | 2015/08/20(木)
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