バレーボールチーム発足!
バーンロムサイではホームの子どもたちのサポートのほか、ホームの周辺地域に根ざした様々な支援活動を行っています。
「図書館プロジェクト」や「サッカープロジェクト」など様々なプロジェクトが進行中ですが、このたび原田積善会よりご支援いただき、女子児童のためのバレーボールプロジェクトが新たに始動しました!
タイでは「女の子は家にいるもの」という風習があるためか、これまでホームの女の子たちも男の子に比べ、スポーツや外出の機会が少なかったのです。そんな女の子たちにももっと機会を!とロムサイFCを束ねるスタッフ、ダムさんの提案により、このバレーボールプロジェクトが動き出しました。
タイの新年度にあたる5月中旬よりコーチを迎え、ホームとナンプレ―村の子どもたちの合同バレーボールチームが発足。
子どもたちのチームワークを培い、健全な育成を目指すことはもちろんのこと、「サッカープロジェクト」で得たノウハウをもとに、地域の女子児童にも多くのチャンスを提供できるプロジェクトに成長させていきたいと思っています。
スタート当初は道具も揃わず、バスケットボールコートやサッカーフィールドの中でアンダーの構えを練習していた新生バレー部員たち。まずは一年かけて、どれだけ上達できるか、そしてどれだけ続けられるか??様子を見極めつつ、2年目以降、合宿やトーナメントへの出場を視野に入れ、「目標」を持つことの大切さも伝えていければと思っております。
・・そしてもちろんバレーボールの楽しさも!
初練習!張り切ってバスケットボールコートに集合です。
トスの練習に励むメンバーたち・・・はサッカーフィールドの片隅にいました。
これはまた別の日。
やはりバスケットボールコートに集合です。
お姉ちゃんに寄り添ってダムさんとコーチの話を聞いているような、聞いていないような。
ちょっとへっぴり腰ですが・・・腕はちゃんとまっすぐに伸びてます!
エークはお姉さま方の付き添いで。
そして継続中の図書館プロジェクトについても、少し近況を。
ホーム敷地内にある2階建てのライブラリーはご寄付で建てていただいて以来、バーンロムサイと地域を結ぶ大切な場所です。
ライブラリーを地域に開放することはもちろん、定期的に読書感想文コンテストや作文コンテストを開催することにより、
貧困地域の子どもたちの識字率向上やコンピュータ学習の普及にもつながっています。
最近では京都国際マンガミュージアムより日本のマンガ(タイ語訳付き!)をたくさん寄付していただきました。
図書館にあるパソコンやDVDを目指して(?)図書館にやってくる村の子どもたち。マンガも加わり、
更に魅力アップを果たしたバーンロムサイ図書館です。
頂いたマンガ!ほんのほんの一部です。
図書館への登録作業は子どもたちにもお手伝いしてもらいます。
まずはみんなで分類
バーコードで本を登録します
本にカバーを両面テープで固定し・・・
お手伝いが終わったら、みな思い思いに読みふけっていました。
石島 華子 | 2016/06/01(水)
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