オムゴーイ郡 山岳民族支援プロジェクト その2
日本も寒波に見舞われ被害が出たと聞いていますが、ここチェンマイでもこんな寒いのは初めてという乾季の雨と寒波に襲われました。この寒さと雨の前にオムゴーイの村々へ行って防寒具を渡して本当によかったと実感しています。
さて山岳民族支援プロジェクト2日目。メーソーヌア村から次の支援先のピーパン村へ移動。相変わらずすごい道です。学校はすでに始まっていて、支援物資を車から降ろしている間に甘いドーナッツを食べる子どもたち。大人や子どもへ前の村と同じように衣類や食料、制服などを渡し、2日目宿泊するゴーンダー村へ。
美味しくて美味しくて
パガヨーのガキ大将
防寒具と制服などを受け取る
サイズが合わない時はあとで交換
村の学校は基本的に幼稚園と小学校。小学校卒業後は寄宿舎のある別の場所の中学校へ行くことになります。といっても中学に行く子どもは、特に山奥にある私たちが行った村々はごくわずかで、小学校を卒業すると多くの子どもたちは親の農業を手伝うそうです。村の学校には先生がだいたい2名いて彼らで幼稚園から小学校全学年を一つの教室で教えるのが基本。
このゴーンダー村は、先生2名。なんと男の先生はダムさんの体育大学の後輩という偶然もありました。
先生は村の人たちのケアも。多忙です
焚火の準備。モン族のコムさんにとっては日常です
あっという間に暖をとれるように。ありがたい
夜は同じくDJチャンヤー僧侶が登場。この日は歌あり踊りありで、本当に楽しそうに子どもたちは踊り、私たちも子どもたちが家に帰った後ヤギ肉のカレーをつまみに一杯やりながら、色々な話をし、ちょっと余裕の夜を過ごしました。
踊る気満々の女子チーム
最初は少し恥ずかしい?!でもその後一心不乱に
ダーウとニサー。早めに就寝
翌朝、ダムさんとペットがサッカーの時の準備体操を子どもたちに教えます。
ダムとペット
朝からハイテンション
パガヨーの女性は結婚前白い民族衣装を、結婚後は普通の民族衣装を着る事になっています。
白い民族衣装が清楚な感じ
年季の入った美しい手織り民族衣装
また食べ物の話となりますが、この村の朝ごはんはとてもとても美味しかったです。里いものカレーや紫芋のスープ、数々のナンプリック(ディップ)と美味しいお米。しかし・・・、帰ってから聞いたのですが、この中にネズミ肉のディップがあり、ベンたちは知っていたらしいのですが、言おうとしたらすでにウェウと私は「アローイアローイ!」と言いながら食べていたのでそのままにしておいたそうです。色々なものがタンパク源になっているのですね・・。
村の方々の心のこもったおもてなし
もちもちほくほくの紫芋
ヤギのカレーなど
クミンが入った里芋のスープ
すへて味見をしました
バーンロムサイの子どもたちも仕事に慣れ、積極的に動けるようになってきました。
支援物資の移動が大仕事
研修中の大学生が子どもたちの良いお手本に
新しい制服
ゴーンダー村の子どもたちと
ゴーンダー村をあとにして、次の支援先ティッガエー村経由で宿泊する村プランテーへ。
続きは、その3で。
麻生 賀津子 | 2016/01/29(金)
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