子どもたちが自立する日まで-継続した支援
さらにHIV/AIDSへの差別・偏見を取り除き、 誰もが住みやすい社会を目指して
バーンロムサイのある地域では、長年の努力によりHIV/AIDSへの理解が徐々に浸透してきていますが、タイ社会全般ではまだ差別や偏見が根強く残っています。バーンロムサイではこれらの差別と偏見を取り除く努力をさらに続けてゆきます。また、ホームの子どもたちだけではなく、地域の貧困家庭やミャンマーからの避難民の家庭の子どもたちとも食や楽しみを分かち合い、彼らの自立を促すようなプロジェクトを実行してゆきます。
地域ぐるみでより良い環境作りを
バーンロムサイでは早くからコンポストによる生ゴミ処理を行い、生ゴミを肥料として再生、利用してきました。また、2010年には「ゴミゼロ・プロジェクト」を立ち上げ、村の住人や子どもたちと一緒に定期的に清掃やゴミの分別を行ってきましたが、今後も地域ぐるみで衛生環境の向上、資源の再利用に努力していきます。
活動や事業を通じてつながりを深め、「自然な支援の形」をより広く。
ホームの活動や自立を目指した事業を通じて、タイや日本でより多くの方々の共感と支援を得ることを目指し、またハンディキャップを負う人々や困難な状況にある人たちとの連携と協力を深めていきます。
プロダクツや宿泊施設の充実を図り、多くの人たちにバーンロムサイの活動を知っていただき、購入することや宿泊することが支援につながる「自然な社会貢献の形」をより広めていきます。