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他の財団での仕事の経験も豊富でよく気が付くしっかり者。そして、タイ人にはなかなかいない几帳面な性格。日々の会議の議事録は完璧、書類の保管、給料計算も安心して任せられる。このような几帳面なタイ人が存在するのだと最初日本人は皆感動したものだ。卒園してホームの外で暮らす子どもたちのことを、保母たちと連携して何かとフォローしてくれる。真面目すぎるのかなと思ったら、結構冗談も通じるノイさんは、オフィスになくてはならない存在となっている。 |
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ホーム開設当時、HIVに母子感染した子どもたちの施設ということで村の中で差別と偏見の対象だったバーンロムサイ。今では毎日村の子どもたちがホーム内の図書館に通ってくる。当時のことを思うと夢のような光景だ。図書館プロジェクトをはじめ村の子どもたちとの公共プロジェクトを行い、今では村役場からも頼られる存在となった背景には、ベンとダムを中心とするタイ人スタッフの功績が大きい。村の子どもたちからの信頼も厚く、またタイ人支援者からの印象も良い。そして、私たち日本人がボランティアとして安心して働けるようビザや労働許可証の申請をしてくれるのもベンだ。飛行機と注射と海老が嫌いで、なんと泳げないという弱点も。ダイエットもいまだ効果なし。 |