チェンマイに戻って来て・・
12月5日から始まったサボア・ヴィーブルでの「バーンロムサイ展」も無事終わり、師走の忙しい、そして寒い中、たくさんの方がいらしてくださり、そして買ってくださいました。
会場では知人、友人、チェンマイにいらしてくださった方々との再会、そして始めてお目にかかったり、何か面白い企画をこれから一緒にやりましょうと言って頂いたり・・・、今回も実りある楽しいサボアでの展覧会となりました。
あらためて・・、
ありがとうございました!!
先週末にチェンマイに戻り、タイ人も日本人も皆、ものすごく寒い寒いと言っていますが、さすがにとっても寒かった東京から帰って来たので、私にとっては心地良い肌寒さ。裸足にゴム草履の解放感も格別です。
帰って来てから一番驚いたのは、新しく入って来たちびっ子たちの表情が日本に行く前と全然違っていたことです。特にサーサーとゲンの二人は最初なかなか笑わず泣いてばかりいましたが、今は声をたてて笑ったり、ニヤっとはにかんだり、お兄さんやお姉さんたちにもすっかりなついて、バーンロムサイの子どもになったんだな・・・と実感します。この前までちびっ子だったペットやタムやニサーが、すっかりお兄さん、お姉さん顔になっているし・・。
穏やかな顔つきになったサーサー。
タムとゲン。タムもすっかりお兄さん顔です。
そして日曜日、久し振りに美術教室に入り浸っていました。写真日記の「SINRAPA NEWS!」にもあるように、子どもたちの様子が以前と違って来ているのを肌で感じる楽しい時間。来たい子どもだけが自主的に来るので、「創りたい!」という空気が満ちていて、なんとも心地良いのです。
学校からお寺に修業に行ったタン。創作意欲満々の日でした。お寺の修行で何かを得たのでしょうか?!修行の感想を聞いてみると「夕方お腹がすいた」でした。
修行のため眉毛を剃ったタンの作ったオブジェ。
タンのねこ。
この日の一番は、ゲン兄。私が行った時にはすでに創作力を出し切った後。最高に楽しい1枚が出来あがっていました。彼の笑顔もスッキリ爽やか。
ゲンの世界が満載!
今日は出しました~!! ゲン兄。
詳細は、また次回の「SINRAPA NEWS!」を楽しみに待っていただくとして、ホン君とちひろさんが子どもたちと向き合って築いてきた「自主性」「協力」「責任感」「持久力」、そして「創造力」が確実に伸びていると感じた時間でした。普段の生活だけでは気が付かない子どもたちの様々な個性が、アートを通して見えてきます。子どもたちにとっても、そして私たち大人にとっても、この美術教室は貴重な時間なのです。
メイレックとガノックが作ってくれた蝋燭。
東京は、美味しいものがたくさんあり、コンビニもスーパーも文房具屋さんも充実していて、短い滞
在であればとても刺激的で面白いところです。でも電車の中では、殆どの人が携帯に釘付け、異常な人混み、満員電車・・。 チェンマイに帰って来て、やはりここがどれだけ心地良い場所か・・、としみじみ感じているところです。
麻生 賀津子 | 2011/12/19(月)
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