合格!
嬉しいお知らせです。
専門学校短大2年生だったピーダーウが、メージョー大学に合格。大学のビジネス学科であと2年勉強すると、大学卒業の資格がとれ、就職もグッと有利になります。一人暮らしを始め、秘かに勉強していた彼女の努力が実りました。その疲れで年末年始は寝込んでしまったようです。体重も10㎏減ってすっかり女らしくなり、自分の道をしっかり着実に歩いているピーダーウです。
そしてナットがチェンマイ大学に合格しました!!
狭き門の推薦枠を見事突破。昨年は、毎日塾に通い、遅くまで勉強し、受験強化合宿に参加し、その合間に日本語検定試験も受け、とにかく体調だけは崩さないで欲しいとハラハラしていましたが、たまには気晴らしが必要!と、友だちと映画に行ったりサッカーをしたり、適度に息抜きもしながらの日々、自分の事をバランスよく管理出来るようになった成長の証しです。
バーンロムサイに来て、「僕を学校に行かせてください!」と最初に言ったのはナットだと大学合格をとっても喜んでいる名取から聞きました。ホームでも学校でも「勉強もスポーツも出来る」優秀な子と皆から言われていて、「イイ子でいなくては・・」という無理やプレッシャーで、思春期のころ難しい一時期もありましたが、そこもうまく乗り越えて気持ちの良い青年となりました。
念願のチェンマイ大学に合格したことを電話して来た時の、ちょっと照れたような、でも嬉しくて仕方なくて真っ白な歯を見せて笑っている顔が目に浮かぶナットの声。そして私もちょっとだけ受験生を持つ親の気持ちと、合格がこんなに嬉しいものかという気持ちを味わうことが出来ました。
ナットが、ピーダーウが、バーンロムサイの子どもたち全員が勉出来るのも、皆さまからのご支援があるからこそと、あらためて、 「ありがとうございます!!」
タイの大学は、入ってから卒業するまでがとても大変と聞いています。ピーダーウもナットも大学生になってからまた忙しい日々になるので、今まで頑張った分少しのんびりしながら、残りの学校生活を楽しんで、バイトしたり遊んだり、大学生となる前の数ヶ月、充実した日々を送って欲しいと思います。
次ぎに嬉しい合格のお知らせが出来るのは、誰でしょうか?
昨年のコムロイへの祈願をすべて「合格」に絞り、その甲斐がありました
『火事』
毎年この乾季の時期に必ず1度や2度はある「火事」。チャイさんとトン君から近くで火事が起こったと聞いてすぐに駆けつけると、村の消防車がトロトロとやって来ました。広い敷地の中で何ヶ所もパチパチと火が燃え、乾燥しているこの時期あっという間に広がると大変なのでトン君が消防車を呼んだのですが、なんとその消防車を運転して来た人たちは、さらにライターで火を付けようとするのです。もう少し大きな火にしてから消すという意味不明な行動。
乾燥した枯れ草が燃えています
村の消防車のおじさん。左手にはたばこを持っているし・・・
その人たちがダラダラしている間に、ハンドン市の消防車がやって来ました。彼らは早速消火に取りかかるそれなりに素早い行動。火は広がる前に無事消火されおしまい。原因は、煙草のポイ捨てか、敷地を持っている人が草刈りなどの管理が面倒で、自分で火を付けて草を燃やそうとしたとか・・???
今回も全く緊迫感の無い「火事」でした。緊迫するような大事にいたらなくて良かったと言うべきですね。
市の消防車が到着!村の消防車さようなら!
早速消火活動開始。結構機敏でした
麻生 賀津子 | 2012/01/09(月)
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