SINRAPA!! NEWS Vol.025 /18.25 Mar
自由な発想力を元に子どもたちが少し苦手な自主性、責任感、持久力を高めるためのプログラム、それは、自分から「やってみたい」と言い出した言葉に責任感を持たせ、自分の力で完成させるプログラムです。私たちは、やり方を教えるのではなく自分で考えて決断し実行できるよう後押しする手伝いをします。そんなみんなのがんばりをお届けします。
※13歳以下の子どもたちは、絵画や粘土(陶芸)などこちらで用意したものの中から自由に選んで制作し、13歳以上の子どもたちは、やりたいことを自分の手で見つけ出し制作に挑んでいきます。
★小児組(アーパーイ、ニサー、ジンダー、ペン、ペット、パーヌ、タム)
アーパーイとペンは、展示会に使う垂れ幕のお手伝いをしています。
子どもらしい元気な文字、きっと展示会で輝くことでしょう。よくできました。
翌週は、ニサー、ジンダー、ペット、パーヌ、タムも加わり、"ドット"のみを使った表現に挑戦、"ドット"のみといっても、サイズやカラー、構成を工夫すると多様な模様を作ることができます。
私たちが今、心配しているのはペットです。ペットは、2回も大きな賞を受賞し周りの大きな期待を背負っているのですが、受賞後、急に集中力がなくなり自分の頭を使って描くことをしなくなってしまいました。手先は器用なので、こちらから提案すれば、その通りに描くことはできます。でも、「自分で考えてみようよ。」と振ると途端にフラフラとしはじめ「メーちいちゃん、考えておいてねー。」といって外へ飛び出していってしまいます。このままでは、自分の頭で考えられない大人になってしまうのでは、、、少しづつ、彼が再び自分の頭で考え出すよう、それがとても楽しい事なんだと思えるよう仕掛けていきたいと考えています。
とってもおもしろい表現を思いついたタム。ドットを構成してなんともかわいい熊?のようなキャラクターを生み出しました。「おもしろいわね、それを画面いっぱいたくさん描いてみなさい。」と指示し、タムも上機嫌で丁寧に色づけをしていたのですが、、、
集中力のないペットに付きっ切り状態となり、タムの面倒を見れなかったところ、横からお姉さんのスワイとミウの手が、、アイスクリームやらなんやらをタムの画面に描き込んでしまい、さらに描く絵を指示するまでに、、、せっかく丁寧に塗っていた画面を変えられたタムは描く気力と集中力を失ってしまいました。兄弟姉妹が多いのは良いことですが自分の考えを寸断されてしまうことが多いのが難点、それが重なることで自分で考えることをやめてしまう、それも要因のひとつとなるのかもしれません。
頑固なペンは、姉たちの手出しにも口出しにも動じません。頼もしい、、、。
少しづつ、多種多様な模様ができはじめました。
★中学生以上
ガノック
ガノックが大きな画面に向かいはじめました。どんな絵が完成するのでしょう?
SINRAPA!! NEWS | 2012/03/29(木)
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