チンチョック事件簿
最近縫製場においてあるパソコンの調子がよくありません。
最初はプリンターのインクが出なくなり、街中の修理屋さんに出して治った!とホッとしたのも束の間、今度はパソコン本体が起動しなくなりました。
電源をつけても”ウォーーーン、ウォーーーーン”と本体から奇怪な音だけを発し画面は真っ暗なまま。
通常の手仕事にはパソコンは必要ありませんが、日本やスタッフとのやり取りがあるためメールは見たい!
パソコン関係でいつもお世話になっている中島さんに、急遽来て頂き見てもらいました。
中島さんが来ると、なぜか見てもらう前に治るパターンもあり、今回もちょいちょいっと線をいじっただけでまた起動するようになりホッと一安心!
その際、中島さんから ”もしかしたら埃が中で溜まってしまってるかもしれないねー、それかチンチョック(ヤモリ)が中にいるかもしれない(!)からもしまた次にこういうことが起きたら中を開けてみましょう”と言われました。
チンチョック?? 中に?? まさかー(汗)とその時は思っていました。
しかし修理して頂いてしばらくした朝、早くもまた同じ現象が起きてしまいました。
これはもしかしたらもしかする??と思い、再度中島さんに見て頂く事になりました(何度も申し訳ありません。。。)
パソコン本体の蓋を開け、中を覗く中島さん、”わ!埃とチンチョックの糞がいっぱい!”と一言。
えー!!!!埃は何となく分かりますが、糞も??
外で一度掃除しましょうということで、パソコン本体を外に持ち出し明るい場所で中を見る事になりました。
外の遊具の上にのせて埃を払う中島さん。
なんか不思議な光景です
ふたを開けると、わーほんとに埃と糞!チンチョックって本体にまで入っちゃうの??それだけでも驚きでしたが埃も大量!
パソコンを冷やす役割のファンの中にもミッチリ溜まっています。
細い小枝をファンの内側にいれクルクル回すと、まー気持ちいいくらいに絡まって取れる埃たち。
(埃がピロローっと出てくるの見るのはなんか気持ちよかったです)
大量の埃と糞
ごっそり
1つ目のファンはそれで終了、もう少し精密な機械の入ってる箱のような所もチェックする中島さん。
隙間から中を覗くと ”ん? なんか得体の知れないものが見える、チンチョックかもしれない!”
えーーーーー!!
箱を解体し、ふたを開けると。。。。
遠くからパシャリ
ちょっと近いづいてパシャリ
いました!ビンゴ!
思わず一瞬逃げ出しましたがとはいえ小さいチンチョック、恐る恐る見に戻ると可哀想に感電して死んでいました。
しかもずいぶん前に死んだようでミイラ化しています。
わずかな隙間にも入るなんて恐るべしチンチョック!
よくよく考えると、特にパソコンの精密機械がある場所は編みになってたり人間の手には触れにくい構造になっていますが、虫やトカゲは入れる大きさです。
時間が経っているとはいえ、やはりこれが大きな原因だったようです。
動物や、は虫類が多く棲息する土地では精密機器の方がよそ者です。
日本ではあまりこういう事ないですよね。
(自然の多い沖縄ではたまーにあるみたいです、お気をつけ下さい!)
その日は一旦治りましたが、また数日後同じ現象が起きてしまいました。
結局はチンチョックが入り込んでいた精密機械部分が駄目になっていたようです。
そのパーツだけ、取り替えて頂きました、今は快適に動いています。
中島さん、ありがとうございました!
そして又何かあったら宜しくお願いします!!
人間て大変だね
上村亜紀 | 2012/07/23(月)
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