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何か少しでも・・

先日、テラ・スコラ(信濃むつみ高校 http://www.terra.ed.jp/index.html)の生徒と先生計6名が10日間の日程でバーンロムサイへ来ました。宿泊はもちろんhoshihana village。
「テラ・スコラ」=「地球が教室」を実践しているこの学校には、不登校などで学校へしばらく行かなかった子どもたちも多く居て、インターネットをツールとして上手く使いながら、自由な環境の中、様々なイベントやプロジェクトを通して自分のペースにあわせて学ぶことの出来るところです。

テラ・スコラとは、名取美和の講演会をきっかけに交流が始まり、松本市でのバーンロムサイ展では、生徒さんたちが搬入から展示販売、搬出までボランティアで手伝ってくれた後、バーンロムサイまで来てくれたのがスタディツアーの一回目。その後輩たちの男子2名、女子3名で今回が3度目となります。以前来てくれた生徒さんたちは、その後迷っていた進路を決めたりなど、バーンロムサイでの経験もプラスとなり、新たな一歩を踏み出したという嬉しい報告も聞いていました。
今回は子どもたちとの交流(同じ歳の子どもたちが結構いるので、もう友だち状態)やオリジナルプロダクツ制作のお手伝いの他に、日曜日には子どもたちの大好きな日本食を作ってくれました。メニューはオニギリ、本場の信州味噌のお味噌汁、漬けもの、ヒジキの煮物です。美味しかったです!!

来る前に練習して来てくれただけあって、結構手際よく作るテラ・スコラチーム。これまた料理の専門学校に通っていただけあるゴイが包丁さばきもあざやかに、人参を細かく切っています。生徒さんの中には初めてオニギリを握る人もいたそうで、うちの子どもたちと一緒に、とっても大きなオニギリがお米50合分出来あがりました。こんなにあったらさすがに全部は食べきれないだろうと思っていたら、なんと残ったのはわずか4個。

食べまくるジンダー

1個でご飯茶碗大盛り一杯分はある大きさ。具は梅干し、鮭、シーチキン、ワカメ混ぜご飯、ネギ味噌という豪華ラインナップ。そして子どもたちが大好きな「海苔」! 楽しみながら一緒に作ったオニギリは、子どもたちにとって本当に美味しかったのだと思います。私の知る限り、今までで一番たくさん食べた「オニギリの日」でした。
到着翌日のこと。ホーム見学の前に、代表の名取美和と小西誠さん(縫製場で働くダオルアンさんの夫)のお話し会をやりました。名取も小西さんも学校を途中で辞め、一言ではとても言いあらわせない、様々な経験をして今日に至っています。そして今二人ともタイのチェンマイに居て、こうして生活していること、生徒さんたちは二人の話しを、それはそれは真剣に聞いていました。

パスポートを簡単に取得でき、これだけたくさんの国に自由に行ける恵まれた環境にある日本人。今回の生徒さんたちのように、もし何か機会があったら、特に若い人には、どんどん海外へ行ってみて欲しいと思います。日本に居るだけだとなかなか見ることの出来ないことを見、会う事の出来ない人に会い、なかなか聞く事の出来ない話しを聞けることは、必ず何かプラスになるはず。

滞在中、チェンマイ観光や「ヴィエンピン国立孤児院」、障害者の自立支援をしている「ヒーリングファミリー財団」の見学もし、数日で来た時と全然違う顔になった5名の生徒たち。このスタディツアーで経験したことが、何か少しでも彼らのこの先に繋がると嬉しいです。

生徒さんたち手作りアニメーションを体験する子どもたち。夢中!!

私たちにとっても、今回貴重な経験となりました。日本の多くの方々から支えて頂いているバーンロムサイ。日本の若い人がバーンロムサイに来ることで何か少しでも良い結果が生まれるのであれば、ちょっとだけ恩返しが出来たような気がします。

これからもテラ・スコラとのスタディツアーは、大切なプロジェクトとして継続してゆきたいと私たちは思っています。


チェンマイも少しだけ秋の気配

『これは誰でしょう?』


チェンマイの某国立大学に今年入学し、今、前期の試験勉強真最中のN。用事があってホームに来ました。この間20歳になったばかりです。色々な1年生の行事が一段落したらしく、前から言っていたように、髪型を変えました。色が黒いので思っていたより結構似合います。色々やってみるのも良いですが、試験がんばってね。

『もう一つ、これは誰でしょう?』




保育園に通う、ツムジが2つあるG君です。

これならわかる



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東京/蔵前 cholonにて「ban rom saiの手仕事展」開催中!


札幌に引き続き、10月5日(金)から10月14日(日)まで、今度は東京、蔵前にあるcholonで「ban rom saiの手仕事展」を開催しています。古布やさき織りなどのバッグやお財布、ポーチ、そしてちぢみガーゼの雑貨など、バーンロムサイの手仕事を紹介してくださっています。

以前は代官山に有ったチョロンさん、今は隅田川沿いの下町風情豊かな場所に移られました。風が吹き抜ける気持ちの良い場所、靴を脱いで上がる木の床のギャラリーがとても素敵です!
手間ひまかけた、良質なハンドメイドショップのホットスポットとなりつつある東京の下町エリア…その散策も兼ねて、ぜひお立ち寄りください。

■東京・蔵前cholon(チョロン) 「ban rom saiの手仕事展」

期間: 2012年10月5日(金)~10月14日(日)
時間: 11:00~18:00  ※第1・第3月曜、毎週火曜日定休
場所: 〒111-0043 東京都台東区駒形2-1-8 楠ビル301
TEL: 03-3843-0203
Website: www.cholonweb.com

麻生 賀津子 | 2012/10/07(日)

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