成長しています!
先日、ちびゲンがクンの服のボタンをとめてあげていました。まだまだちびであることに変わりはありませんが、気が付いたら、彼らがホームに来て早一年以上が経ち、ゲンもボンもサーサーも、クンもテンモーも、みんなその分成長しているのでした。ボタンをとめることができるくらいですから、着替えも自分でできます。
ついこの前まで「あー」とか「うー」すらもろくに言えなかったちびテンモーも、最近たくさんのことばをしゃべることができるようになり、今日もちびっ子たちの写真を撮りに行ったら、「ボンを撮って!」「サーサーを撮って!」「もうみんなの写真を撮っちゃって!」などと言うのでとても驚きました。ゲンやボンはチェンマイ語もしゃべります。彼らにタイ語で抜かれる日は近いと思います。
何より嬉しいのは、彼らが本当のきょうだいのように仲良く育っていることです。実際のところ、お互いにきょうだいと思っているのか、ルームメイトと思っているのかは分かりませんが、ちびっ子同士で助け合っている姿、お兄ちゃん・お姉ちゃんたちがちびっ子たちをかわいがり、面倒をよく見ている姿を見ると、やっぱり「きょうだい」・「かぞく」なのだなと思います。
今年は多くの方々からたくさんの衣類を寄付していただきました。色白なボンなどは、日本人の方からいただいた服を着ていると、日本人の子どものように見えることがよくあります。
今日は保育園で忘年会(?)のようなパーティーがあるというので、おめかしをしているサーサー。これもご寄付でいただいた服です。
ご寄付と言えば、今年のクリスマス会はバーンロムサイの子どもたち、村の子どもたちへのプレゼントをすべてご寄付でいただいたもので賄うことができました。ビンゴで当てるプレゼントの一等賞は自転車3台でしたが、この自転車を寄付して下さったのはバーンロムサイの近くに住んでいらっしゃるタイ人の方でした。バーンロムサイの子どもたちと村の子どもたち全員分のプレゼントを用意して下さったのもチェンマイ在住のタイ人の方。タイ国内の物価の高騰と合わせ、震災後日本からの寄付金が減って経済的に苦しい今、こうしてタイ人の方々から支援していただけるようになったことはとても嬉しいことです。
今年いちばん「成長」したのはこの人、ボーイ。
なんだか背が伸びてきたなーと思っているうちに、
声変わりもしていました!
大塚 美里 | 2012/12/27(木)
前の写真日記:クリスマス会次の写真日記:Sinrapa! NEWS!! VOL.040 / 23 DEC. 2012写真日記一覧へ戻る