4人の新しい家族
5月24日、ビエンピン国立孤児院から新たに4人の子どもを迎えました。左から、ノーベル(3歳)、ソーン(6歳)、デーン(3歳)、マイ(5歳)で、デーンとマイは姉弟です。
まずはガジュマルの木の祠にご挨拶。
それから、お昼ごはん。
スープサーンは、学校には行っていないので、ベンさんから「昼間のリーダー」に任命されました!
お昼ごはんを食べた後、縫製場やホシハナのお父さん、お母さんたちにもご挨拶に行きました。
ウェウ先生、ダムさんともご対面
スープサーン左右に弟、妹の手を引いて。
縫製場のお母さんたち4人に興味津々!
タグさんにもご挨拶
プール見学
来年は一緒に泳ごうね!
夜には、お兄ちゃんお姉ちゃんたちと知り合うために、子ども会議が開催されました。
学校の後、全員集合。
ノーベルには何か独特の雰囲気があります。
年齢は違いますが、ピーマイとマイは誕生日が同じ1月4日です。そして、2人のニックネームは同じコンセプトでつけられたのではないかと思います。
マイは、「新しい」という意味。ピーマイは、ピーが「年」で、マイが「新しい」、合わせて「新年」という意味です。ピーマイは、ピーを省略してマイと呼ぶ人もいて、それでは新しく来たマイと区別がつかないということで、呼び方を決めるというのが最初の議題。
結局は、マイがマイで、ピーマイがピーマイになりました。予想どおりの結果でした。
みんな一人ずつ自己紹介
ソーン、マイ、デーン、ノーベルも
初めは緊張していましたが、1週間ほど経って、それぞれの個性が少しずつ出てきました。
ソーンは、おしゃべりで、誰にでも物怖じせずに話しかけていきます。ベンさんによると、自主性があって、お手伝いも自分からしたがるそうです。
マイは、誰かと目が合うと、にこーっとして抱きついていきます。無邪気にそうしているというよりも、本人は無意識かもしれませんが、大人に可愛がってもらって生き延びるために身に付けてきた技なのかなという印象を受けます。
デーンは、一見大人しく見えますが、頑固で、自分の意思がはっきりしていそうな感じです。
ノーベルは、まだ3歳なのに、歩き方や座り方など動きが大人のようです。なんとも言い表せない迫力があります。
オット先生の教室でお勉強
「甘く笑ってー」と言われるとこの顔をするようにベンに仕込まれたノーベル
スープサーンは、自分がお兄ちゃんになったということで張り切っているようですし、他の子どもたちも何かと気にかけて面倒を見てあげています。
4人ももうバーンロムサイの家族。これからみんなで楽しく過ごせますように。
山下曜子 | 2019/06/01(土)
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