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モン族のコムさんは、バーンロムサイで唯一の保父。お掃除を頼んだら間違いない整理整頓好き。彼のモン族の村もとても清潔だったので種族のDNAかもしれない。子どもたちの部屋の掃除からホームの車の洗車まで、せっせとこなす働き者だ。その後ろ姿からは、実直で真面目なコムさんの性格が伝わってくる。中学、高校生の男の子たちにはゆうに背丈を越されてしまった小さなコムさんだが、やはりいざという時は頼りになるポー(お父さん)として、時に優しく、時に厳しく子どもに接している。またサッカーなど公共プロジェクトのスタッフとしても欠かせない存在となっている。 |
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子育てのため一時離職していたが、保母として復帰したプーさん。3人の子育て、家業の果樹園と夜勤のある保母の仕事の両立は大変そうだが、レックさん、コムさんと並び保母のベテラン勢として頑張ってくれている。カレン族のスタッフの中では一番年上で、若いカレン族の保母たちは何かとプーさんを頼りにしている。 |
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勤め始めたころは、緊張からか表情も硬かったが、今ではすっかりお母さんの貫禄。小さい子どもたちもメーニーが大好き。ニーさんもカレン族。おしゃれが好きで、いつもきれいにお化粧している。 |
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初め先生役のスタッフとして働き始めたが、他の保母が退職するタイミングで保母として働くようになった。フォーさんもカレン族。落ち着いていて、のんびりした話し方がかわいい。 |
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村の近所の食堂で働いていたこともあるルンさん、ワーンさん姉妹。この地区出身の二人は、北タイ料理はもちろんのこと、中部、東北部、南部料理と何でも作ってくれる。デザートも手作りのものが多く、カレーなども市販のものを使わずにペーストから自家製と仕込みも丁寧だ。一人では大変なホームでの大勢の食事作りも息の合った姉妹が協力しながら作ると充実したものとなる。明るい性格の二人。これからも色々な地域の美味しいごはんを子どもたちに食べさせてあげてほしい。 |