チェンマイ ロイクラトン(イーペン祭)!
11月10日の満月の日、私は初めての「ロイクラトン祭り」を体験しました。
ロイクラトンは、水の神様に感謝するお祭り。バナナの葉と茎で作られた灯篭「クラトン」を川に流します。
そして、チェンマイのロイクラトンは「イーペン祭」と呼ばれ、コムロイ(コムファイ)を上げることが特色だそうです。
願い事をして空には厄払いの熱気球「コムロイ」を上げる、なんとも素敵なお祭りです。
そして満月の日は、子どもたちとコムロイを上げました。
この日は、前日の雨のおかげか、空が澄んでいて満月がとっても綺麗に見える夜でした。
たくさんのコムロイを用意し、子どもたちも上げるのを楽しみにしていた様子。
火をつける前のコムロイはこんな感じ。
そして、真ん中に火をつけます。
しばらく、熱をためてスタンバイ!願い事をして・・・
みんなの大きな掛け声、「ヌーン(1)、ソーン(2)、サーム(3)」とともに、一気に空へ放します。
今年の子どもたちの願いごとは、何だったのでしょうか?
いっぺんにたくさんの「コムロイ」が空に飛んでいく様子は、なんとも幻想的でした。
この日の空には、いろいろな願いがごと込められた「コムロイ」が飛ばされていて、いままで見たことがないとっても綺麗な夜空でした・・・
この光景は、是非いろいろな方に見てもらいたいと思います!
そして「灯篭(クラトン)」は、市場で買ってきました。
この時期、野菜売り場がクラトンや花火を売るお店に変わっていました。
形やアレンジがお店によって違うので、迷いつつもこちらの「クラトン」を購入。
こんなに手の込んだものでも、1つ30バーツ。
そしてコムロイを上げた後、スタッフと近くの川に「クラトン」を流しにいきました。
たくさんの人が集まり、いろいろなところで花火が「パンッパンッ」うるさいのなんの・・・
近所の人が集まる様子は、日本の縁日と同じ感じでしょうか?
ステージでは、歌手が大音量で歌っています。
そして、川に流す場所はここです。
今回も、願いを込めて川に流します。
「みんなが元気で、これからも幸せに暮らしていけますように・・・」
水の神様!よろしくお願いします。
真崎 洋子 | 2011/11/13(日)
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