SHINRAPA!!NEWS Vol.14 / 24,30 OCT. 06 NOV.
自由な発想力を元に子どもたちが少し苦手な自主性、責任感、持久力を高めるためのプログラム、それは、自分から「やってみたい」と言い出した言葉に責任感を持たせ、自分の力で完成させるプログラムです。私たちは、やり方を教えるのではなく自分で考えて決断し実行できるよう後押しする手伝いをします。そんなみんなのがんばりをお届けします。
※13歳以下の子どもたちは、絵画や粘土(陶芸)などこちらで用意したものの中から自由に選んで制作し、13歳以上の子どもたちは、やりたいことを自分の手で見つけ出し制作に挑んでいきます。
☆ゲン(14歳)/ ☆ボーイ(13歳)
凧作りが得意なゲン、今週はボーイに作り方を教えてあげる約束をしました。
得意気なゲンに対し、最初は嬉しそうにしていたボーイの顔が曇りだしました。
うーーーん、なかなか難しいようです。
そこで、自分にできる事を考えたようです。
なにやら気持ちよさそうに飛んできましたよ。
風をうまく利用していて、これも、なかなかおもしろいですね。
そして、楽しそうなお兄ちゃんたちを羨ましそうに見ていたのは、、、
☆ベン(11歳)
「ぼくもやるー。」はい、がんばってー。
うーむ、うーむ、、うーーーむ、、、考えてます。
最近、子どもたちの成長を大きく感じるようになりました。そのひとつは、自分の頭を使って考えるようになったこと、本当にみんなよく考えるようになりました。私たちがみんなに教えるようになって約1年、当初は何をするのも面倒くさい、自分で考えるって何?と言っていたことも懐かしく感じます。子どもたちを大きく変え始めたのは、間違いなく年長組の自立です。大きい子たちがバーンロムサイを出て、自分の道を探しはじめたことは、小さな子たちにも考える機会を与えました。「このままじゃ駄目なんだ、、、」そんな現実を全ての子どもたちが心の奥で噛み締め、自分のこと、今、努力すべきことに対してきちんと考えるようになってきた、そんな気がします。
右へ左へ走り回り、傾いてしまう原因を探っては、尾を付け替えまた走るを繰り返すベン。「できるまで繰り返す」ができるようになってくれたこと、すごく嬉しく思います。
☆プローイ(14歳)
☆ガノック(13歳)/ミウ(14歳)/メーレック(14歳)/ダーウ(12歳)
プローイを中心に学校の長期の休み中に100個のキャンドルを制作する約束をした5人の中学生の女の子たち。アームやスワイも加わり、休みの終わりと同時に100個のキャンドルが無事完成しました。
ほどよく冷めたところで土台からはがし、巻いていきます。
火加減を見守るプロイ。
ちょうど来ていた撮影のお兄さんたちに出来上がったキャンドルを芝生の上にたくさん並べて撮影してもらいました。
そして、、
ご褒美の肉まんです。どうぞ、召し上がれ!
そして、そして、、
自分たちから進んで、掃除と後片付け、この成長が何よりも嬉しいです。きっと、これから良い作品が次から次へと生み出されることと思います。
☆パーヌ(8歳)
お絵かきにはまりだしたパーヌ、今日は、動物シリーズを描いています。
やはり、鳥はパーヌの中で外せない存在のようです。3本足の鳩、鳩より小さいキリンに鶏サイズのライオンとユーモアがいっぱい、来週、着色する予定です。
☆ビー(11歳)
シラパの部屋にあったおもちゃや他の子の古い作品をくっつけて新しい作品にしたビー。誰よりも先に肉まんを取りに行ったのに、中の一番おいしいアンの部分を落としてしまったビーは女の子たちに責められ「キャンドル作ってないので、もう肉まんは食べません。」と半べそ状態、女の子パワーは、すごいです。負けずにまた、シラパの部屋に来てね。
ペットの仏像シリーズも増産中です。
最後に、
「人生とはなぁ、、」 何を語り合っているんでしょう、この2人、なんだか夫婦みたい。
SHINRAPA!! NEWS | 2011/11/11(金)
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