草木染めの腰織り布
今年の物づくりを振り返ってみると、草木染めを少しずつ試したことやカレン族の腰織りを復活させたことが大きな変化だったと思います。
いつも手織りをお願いしているメーチェム村でジャックフルーツ染めやサビ染めをしてもらったり、チェンマイ市内の染め屋さんで黒檀染めをお願いしたりしました。
コットンの糸を染めてもらい、それをカレン族の腰織り布に仕上げる。それをラグマットとして商品化。
以前も腰織り布のラグマットは生産していましたが、しばらくは生産していませんでした。
ですが腰織りのできる村出身の人と知り合うきっかけがあり、継続して腰織りを続けることができるようになったのです。
ジャックフルーツやサビ染めで染めた糸は色目もとても美しく、できれば継続したいと思っていました。
ですがメーチェム村は遠くて発注も大変なので、まずはチェンマイ市内の染め屋さんで染められる色で糸を染めてもらうことにしました。
黒檀以外で染められたのがこれら。
濃いパープルにピンク、そしてグレー。
すべて草木染め。とてもきれいに染まりました。
そしてこの糸で腰織り布にしたのがこれら。
ラグマットになる予定です。
今あるラグマットはチェンマイコットンで縁取りをしたり、それにカリマンタンビーズをあしらったものです。
ですが来年の春夏に向けて考えているのは縁取りの布にこんなストライプの布を使ったもの。
とてもカラフルでポップな感じに仕上がっていますのでどうぞお楽しみに。
これらの色目以外にも来年はもっと色々な色目の草木染め商品を作っていきたいと思っています。
上田 真理子 | 2011/12/09(金)
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