草木染め試行錯誤中
先日の日記で、草木染めで糸を染めてそれを腰織り布にしている話を紹介しました。
ずっと昔はホームでも草木染めをしていたそうですが、大変な労力が必要なためずいぶん前からホームではしていませんでした。
最近はチェンマイ市内にある染め屋さんでお願いしたり、今年になってからは手織りをお願いしているメーチェム村でもお願いしたりしてきました。
でもメーチェム村はかなりの山道を行くこと2時間半の距離。
染めを継続してお願いするために通うには無理なところにあります。
ですが、ここ最近になって新しく染めも織りもやっているというところを知ることになったのです。
ジョムトンというバーンロムサイがあるハンドンから南の方へ1時間ほど行ったところにある村です。
織り機もたくさんあって、10人以上は常時織り手がいるということ。
草木染めもかなり色々とやっていて、今まで見たことのないような色目でも染めていました。
シーさんがたまたま知り合った人がこの村の出身で一度連れて行って欲しいという話からまずは下見に行ったのですが、とても大きな団体として織りも染めもやっているのがわかって、かなり今後に期待ができそうだと感じました。
村は全部で350世帯くらいだということで、糸を巻く人、布を織る人、みんな村の人たちなのだそうです。
来年は少し草木染めの衣類を試したいこともあって、先日もそこへ行ってきました。
すると、現在うちがお願いしている布をちょうど織っているところでした。
来年の春夏には製品になっているはずです。
草木染めはサンプルとして染めをお願いしてあったのですが、なかなか思ったような色目には仕上がっておらず、でもとても熱心に希望を聞いて下さり、その場で染め直しも試してくれたりしました。
まだまだ試行錯誤中で何度かやりとりも必要だと思いますが、そこの人たちはみなさんとても優しくていい人たちなので、ぜひともいい関係を作って今後は色々な染めができるといいなぁと考えています。
上田 真理子 | 2011/12/23(金)
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