最近の古布市場
山岳民族の手刺繍の美しさをそのまま生かし、さらにバーンロムサイで手を加えて素敵な商品になっていく古布たち。
ビーズ刺しや手刺繍は見ているだけで気の遠くなるような一針一針丁寧な作業の繰り返しです。
でもこれらの古布、前々から日記にも時々書かれてきましたが、本当に美しい状態のものを入手するのが難しくなってきています。
そんな中、先日の古布市場ではこんなかわいらしい商品を見つけました。
子ども用のベストです。
本来は山岳民族の衣装として使われていた布。
とても状態の良い手刺繍が施された古布をリメイクしたと思われる子ども用のベスト。
何とも可愛らしく、何とも贅沢な商品だと思わず写真におさめてしまいました。
それなりに整理されているとは言え、時には雑然と並べられる古布の中で、本当に素敵だと思える古布を探すのは一苦労です。
何よりとても暑い、というのが一番大変です。
ですが少しでも伝統ある素敵な古布を使った商品を日本の方々に紹介できるよう、日々古布を探し回ることを続けていきたいと思っています。
これはおまけ。
ワロロット市場の周辺にはどう考えても在庫管理はできていないと思わせるようなお店がたくさんあるのですが、ここもものすごいことに・・・
店内はお兄さんの背丈の倍はあると思われる高さまで布が山積みになっています。
山積みの布の上に乗ってさらに上の方の布を取ろうとするお兄さん。
どうやって在庫管理をしているのか不思議でならないお店です。
上田 真理子 | 2012/02/13(月)
前の写真日記:春物コート入荷中です♪次の写真日記:ねこが、、、きえる写真日記一覧へ戻る