トゥッケー退治

縫製場の中には何匹かのトゥッケーと言われるトカゲのような大型の爬虫類が住みついています。
棚の裏など狭いところに入り込む習性があるのか、私の部屋の本棚の裏にも住みついています。
人がいるとほとんど姿を現さないトゥッケーですが、少し前から棚と壁との間に2匹（親子と思われます）住みつくようになり、そこはみんながトイレへ行くたびに通るところ。

写真向かって右側の壁の後ろ側で、その後ろにある棚との間にある3、4㎝ほどの隙間の中にいます。

棚の後ろ側で姿が見えなければいいのですが、この2匹は姿がいつも見えてしまうところにいて、虫などを食べるためによく出てきてしまいます。
そしてその隙間の下には糞がどんどん溜まっていき、これが臭いとラダーさんに訴えられました。

みんな怖くて糞の掃除ができないのです。
少し出てきているとみんなトイレへ行くにも迂回して奥の部屋を通って行く始末。

あまりにラダーさんが訴えるので、ついに先日、大工さんチームに退治してもらうことになりました。

大工さんチームのリーダーのトンくんにラダーさんが話すと、一人では無理だからとあと2人の応援を携帯電話で呼んでいました。

ラダーさんはその間に退治用にモップの柄の部分とビニール袋、捕まえる時のためのいらない布を準備。

呼ばれてやってきたのはターさんとロンさん。

ターさんはすぐにモップの柄を持ってトゥッケー捕獲へ。

でもロンさんは「ムリ！」と言って逃げて行きました。（すみません、写真ピンボケです）

ロンさんが逃げたので、その後はターさんとトンくんの連携プレイ。

ターさんがモップの柄でトゥッケーを「エイッ」と押さえつけ、それをトンくんがビニール袋に捕獲する作戦。
順番に2匹が捕獲され、どこか遠くへ持って行ってくれて一件落着。

ビニール越しとはいえ、捕まえたトンくん、すごいです。ターさんもありがとう。

そして、縫製場の中でいちばん虫などが苦手なラダーさんよりもさらに遠くへ逃げていたロンさんでした。

後から聞いたら、トンくんは応援を要請するにあたり、荷物を運ぶから誰か二人きてほしい、と頼んだのだとか。

トゥッケー退治とわかっていたらロンさんは来ていなかったはず。
ロンさん、お気の毒でした。

こうして縫製場のトゥッケーは2匹がいなくなり、みんな安心してトイレへ行くことができるようになったのです。