共に手を取り合うということ
バーンロムサイのプロダクツの中には、山岳民族の女性を支援するもの、HIVポジティブの女性への支援の一環のものなどが含まれています。定番のタッセルもその1つです。
チェンマイと日本は佐賀県にあるHealing Family Foundationにて、タッセル原型の一部を作成して頂いています。
http://hffcm.org/チェンマイにあるHealing Family Foundationでは障がいのある方たちを織り物で就労支援しています。
作成してもらっているタッセルの材料は、布を織る際に張っているタテ糸の余り分。
どうしても出てしまう糸の余りをどうにか活用できないかということで、そちらを使ってタッセルの原型を作成して頂いています。
ちょうど一昨日、少し出来たのでということで受け取りに行ってきました。あいにく受け取りに行った日は月曜日。
月曜日は織りを行っているアーティスト(ヒーリングファミリーでは織りを行ってくれている障がいのある方たちのことをこう呼びます)たちはお休みのため会うことはできませんでしたが、作成しているプロダクツを見せて頂きました。
(しおりやバック、Tシャツなどに生まれ変わっている布たちが沢山あったのに、カメラの充電がなくあえ無く写真を取ることが来ませんでした。。。このご報告はまた後日させていただきます!)
その中にひまわりコースターというものがありました。
このひまわりコースターは、織りキズなどで布だけでは販売が難しい生地のきれいな部分だけを切り取り、別の布と一緒に縫い合わせてから、まわりを1つ1つ丁寧にほぐしていくことで完成します。
このコースターは現在、東日本大震災で被災した障がい者たちのチャリティー商品として日本でも販売されています。
私も4枚購入させていただきました。
支援してもらうだけではなく、自分たちに出来ることで支援もしていく、何事も受け身だけではいけないと教えられたような気がしました。そして、見えないつながりを肌で感じた瞬間でもありました。
バーンロムサイとヒーリングファミリー、 チェンマイと日本、 日本と世界
離れているようですが、空はどこまでもつながっています。
何とも言えない温かい気持ちになった1日でした。
上村亜紀 | 2012/07/17(火)
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