新しい弟・妹がやって来て。
一月もそろそろ末、暑季に向けて少しずつ 暖かくなってくるかなと思っていたのに、ここ数日、朝夕の気温が逆に下がっているチェンマイです。今朝はこの冬いちばんの冷え込みだったかもしれません。日中もなかなか気温が上がらず、私はオフィスで縮こまっていたのですが、外からは一日中子どもたちの元気な声が聞こえてきました。
男の子たちはいつもの通りサッカーの練習に行き、女の子たちはちびっ子たちのお世話。「お世話ごっこ」と言った方がいいくらい、よってたかってちびっ子の面倒を見ていました。
一昨日ダーオ、ノン、チョーク、チャイの4名が新たに入園したので、ちびっ子の人数は9名に増えました。全員一緒にいると、「ごっちゃり」という感じで、しかもにぎやかです。
今日一日ちびっ子たちに張り付いていたのは、ミウ、プローイ、ダーオ、ニサー、アーパーイの5人。食事の時は甲斐甲斐しく口にご飯を運んでやり、お昼寝の時は添い寝をし、シャワーを浴びた後には体を拭いてやっていました。シャワーの後は、タオルで拭く係、服を着せる係、ベビーパウダーをかける係とちゃんと役割分担もできていました。
9名のちびっ子たちを当直の2名の保母・保父で見なければならないので、こうして子どもたちが率先して弟・妹の面倒を見てくれて、保母さん・保父さんたちも大助かりだったようです。
中でも今日いちばん張り切っていたのは、アーパーイ。どうやらダーオがお気に入りの様子で、「ダーオの係は私だから!」とお姉ちゃんたちをもけん制して、ダーオを独り占めしていました。ダーオはもう4歳でアーパーイの言うことが分かるので、「妹分」としてかわいがるにはちょうどいい年頃なのでしょう。これからダーオを連れ回すアーパーイお姉ちゃんの姿が目に見えるようです。
本当はみんなもう自分でご飯を食べられるのですが。。。
何はともあれ、ますます大きな家族になって、ますますにぎやかになったバーンロムサイです。
大塚 美里 | 2013/01/27(日)
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