嬉しい一日
hoshihana village のウェブサイトのページ「自転車で行ける店」でも紹介しているタイ料理レストラン「Tuang Tong」、通称「ナンプレー村のグランドキャニオン」には私たちバーンロムサイのスタッフもよく行きます。
今日19時半頃、そのTuang Tongで食事をしているボランティアスタッフの亜紀さんと裕美さんから「バーンロムサイへの物資の寄付を持って来ているというシンガポール人の団体に遭遇しました! 私たちバイクで来ているので、その物資をいただいてもホームまで運べません。ミサトさん、車で受け取りに来てください!」と電話がありました。そのシンガポールの人たちはTuang Tongのオーナーのお姉様の一行で、実は一昨日「シンガポールに住んでいる姉がバーンロムサイに何か寄付をしたいと言っているので、どんなものを必要としているか教えてほしい」と連絡をいただいていたのです。スタッフのベンが保母のティムさんに確認して作った「欲しいものリスト」には歯ブラシ・歯磨き粉・石けん各2ダース、紙おむつ3ダース、生理用ナプキン5ダース、食用油・ナンプラー各12ガロンなどなど、生活用品や調味料がずらりと並んでいました。こちらからは「すべてでなくていいので、ご予算に合う範囲でこの中からいくつか寄付していただけると助かります」とお伝えしていたのですが、結局リストアップしたものをすべて寄付して下さいました。本当はバーンロムサイまで届けに行きたかったそうですが、道に迷ってたどり着けなかった上に、遅い時間になってしまったので、Tuang Tongに預けておこうと食事を始めたら、あちらもバーンロムサイスタッフの亜紀さんと裕美さんに「遭遇」し、ラッキー! ということだったようです。
Tuang Tongのオーナー夫妻は奥様がタイ人でご主人がシンガポール人。以前はシンガポールに住んでいたそうですが、3年ほど前にここにTuang Tongをオープンし、客としてTuang Tongに来る日本人スタッフを通してバーンロムサイの存在を知ったそうです。昨年からは毎月お米の寄付をして下さっています。今回、シンガポールでタイ式占星術を教えているお姉様(奥様の方のお姉様)がシンガポール人の生徒を連れてチェンマイに遊びに来るというので、この機会にタンブン(徳を積む行い)をしてはどうかとバーンロムサイへの寄付を勧めて下さったとのことでした。
総勢20名の占星術の生徒さんたちは皆さんとってもフレンドリー。私たちのテーブルに一人一人挨拶に来て下さり、「シンガポールに帰ってから友人たちにバーンロムサイを紹介したいので一緒に写真を撮らせて下さい」と記念撮影。最後に皆さんでコムロイを揚げてからTuang Tongを後にされました。次回はぜひバーンロムサイを訪問して子どもたちに会いたいと言って下さっていました。
今日は同じく「自転車で行ける店」で紹介しているカフェレストラン「9moo9」でもご寄付をいただきました。こちらはオーナー夫妻の知人の「匿名」の方からのお金のご寄付。バーンロムサイのことを話したら「渡してほしい」と託されたそうで、その方がサウジアラビアからいらした女性アーティストであるということだけしか教えていただけませんでした。私の知る限り、中東の方からのご寄付は初めてです。
さらに今日は、子どもたちの英語の先生 テッドティーチャーのご友人からも今後毎月お米の寄付を下さる旨ご連絡をいただきました。
偶然にも3つのご寄付が重なった今日。「口コミ」でバーンロムサイへの支援の輪が広がりつつあることを実感できる嬉しい一日となりました。
大塚美里 | 2013/03/08(金)
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