スワーイでサバーイな・・・
鎌倉店で働き始めて8ヶ月・・・2月に初めてチェンマイのバーンロムサイに行きました。
バーンロムサイの雰囲気を肌で感じることができ、貴重な経験となりました。
夕方に着いた私たちを出迎えてくれたのは放課後の子どもたち。
バドミントンをしたりボール遊びをしたり、思い思いに遊んでいましたが、トゥクトゥクで迷い込んだ私たちにとても親切に対応してくれました。写真で見ていたよりもみんな美人さんで、大人になるのが楽しみです。
さて、泊まったのはhoshihanaのすいかハウス。
ブーゲンビリアが咲き誇る庭。
シンプルにセンスよく整ったコテージ。
強い日差しのなか透明に透き通るプール。
とても心地いい滞在をしました。
ふらっと海外に行くことは多くても、お恥ずかしながら英語が全く話せないわたくし。
現地の言葉を3つ覚えて行くようにしています。これだけでニコニコ笑顔が生まれる魔法の言葉。
「こんにちは」
「ありがとう」
「おいしい!」
でも、今回の旅でよく使ったのが「スワーイ(美しい)」と「サバーイ(心地いい)」でした。
バーンロムサイはもちろん、手仕事の街チェンマイ、そしてカレン族の村でも。
生活にとけこんだスワーイとサバーイを感じました。
バーンロムサイの腰織り製品をつくってくれているカレン族のおうちにお邪魔しました。
高床式の家、美味しいお昼ごはん、近所の人が立ち寄って昼下がりのおしゃべり。
緑ゆたかな庭に藍染めをほどこしたばかりの布がはためいています。
綿を栽培し、手摘み・手つむぎ・手織りで布を織り上げます。
染めに使う藍も育ていています。媒染はバナナの幹を炭にしたもの。pH調整はタマリンド。全てを庭にあるもの、または歩いていける畑でまかなっています。
本当の美しさ・心地よさは、身の丈にあった暮らし、そして手仕事から生まれるものだと実感できました。そうして日本に帰り、ここバーンロムサイ鎌倉店で毎日スワーイ&サバーイなものに囲まれていることをうれしく感じています。
カレン族の腰織り製品も・・・
チェンマイのスワーイ&サバーイを感じていただけるような鎌倉店でありたいと思います。
宇治牧子 | 2013/03/23(土)
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